2963.jpgアカガネサルハムシAcrothinium gaschkevitchii。茨城にて。

ブドウ科の植物によくついている。普通種ながら、目を見張るほどの美しさ。見たままの色彩を再現するのがとても難しい、写真家泣かせの筆頭。相当頑張ったのだが、これとて本来の色とはほど遠い。

2960.jpgヒメハナバチ一種。茨城にて。

多くの種がいて、それらは軒並み春にだけ活動する。ときどき日当たりよい岩や電柱に止まって動かないものがいる。そういう個体の腹部をよく見ると、面白くて珍しいおまけが付いていることがある。

2962.jpgジャコウアゲハByasa alcinous。茨城にて。

食草さえあれば、かなりの都市部で見ることもある。胴体だけ見れば、トリバネアゲハのそれと何ら変わらない。トリバネアゲハの親戚なのだから当然だが。

2961.jpgアオゴミムシChlaenius pallipes。茨城にて。

ド普通種だが、こいつの美しさはもっと世間で評価されていい。また、ド普通種とはいえ湿地環境を好むので、都市近辺ではやや発見に難儀する。

掴むと特有の正露丸臭を発する。ゴミムシマニアの中で、この臭いを嫌がる者に一人とて出会ったことがない。

2958.jpg根性で粘った結果、念願の精霊の産卵の瞬間に立ち会うことが出来た。出来たのだが・・

想像していたやり方と、だいぶ違っていた。てっきりこういう手合いみたいに、あの長い産卵管を外界から幹内に差し込んでどうにかするものだとばかり思っていた。ところが、実際はそうじゃなかった。精霊自身が幹の中に入り込んでしまうのだ。
まず、標的が幹に掘り進んだ穴へ頭から潜り込む。そして幹内で反転して体の向きを変え、再び穴の口から顔を出す。この体勢で下半身を幹内にうずめたまま、恐らく産卵管を巧みに操って深部に潜む標的に攻撃しているのだ。目視で見れねーじゃねえか。

2959.jpgあの細くて長い産卵管で、一体どうやって腹部からひねり出した自身の卵(そもそもコレの卵がいったいどんな形と大きさなのかすら知らんが)を遠方の獲物のもとへと運搬するのか、どうしても自分の目で見て確認したかったのだが、こんな産卵方法をとられたんでは、どうあがいたって観察不可能だ。うまい観察方法を考えないとな・・