FC2ブログ

邪鬼王

4453.jpg地下空隙から掘り出した。本当は別の標的がいたのだが、出ない代わりにこいつが出た。

色素が薄く、眼がない。全国各地の地下空隙に、これと背格好の似たものが生息している。恐らく、メクラチビ並みにすさまじく種分化しているはずだが、この仲間の分類は極めて難解なため遅々として進まないと聞いている。

栃木にて。

精霊

4451.jpg雑木林内に転がっている、水気を吸ってグズグズになった倒木を裏返して樹皮をめくると見つかる奴。

体長3mmしかないため、関連文献においては大抵「あまりにも微少すぎるので極めて発見困難」と書いてある。だが所詮、3mmサイズのアリの巣の中にアリと共に紛れている、3mm以下の居候生物を探す鍛錬を長年積み続けてきた俺の敵ではなかった。

4449.jpgオオマルクビゴミムシNebria macrogona。茨城にて。

夜間、河川敷にいた。カワチ以外のマルクビが突然目の前に現れると、心臓に悪い。

4450.jpgヒトスジシマカAedes albopictus。茨城にて。

寒くても意外にしぶとく残っている。普段この手のカは種名を確定させないのだが、画素数の高いカメラと高倍率のレンズがあるので、これとは別に胸部を拡大して撮影し後で確認した。翅の付け根の白鱗が幅広の純白であることが確認できたので、ヒトスジとする。
恐らく昨今ネットで画像検索して出てくる、背中に一筋の白線がある蚊をヒトスジシマカの名で載せているサイトは、そこまで調べたうえで種名を確定してはおるまい。

精霊

4452.jpg日没後、砂中から穴をあけて這い出す瞬間を見た。

ほらな、昼間いくら石裏っ返したって見つかんねーわけだ。