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魔法陣

4007.jpgサトクダマキモドキHolochlora japonica。千葉にて。

キリギリスの仲間だが、鳴き声は極めて小さく聞き取りづらい。昔の小学館の昆虫図鑑に、本種(まだサトとヤマの区別がなかった頃)に関して「グルグルとなく」という謎の文言が書いてある。実際は「チッ」のようなか細い声なのだが、何をどう聞いたらグルグルになるのか、永遠の謎。

3984.jpgオオカマキリ。茨城にて。

道端で見つけると必ずちょっかいを出して怒らせる事にしている。漢なら誰だってやるだろ。いや、やってこそ漢だ。うまく挑発すると、カマをガバッと上に掲げてバンザイするような激しい威嚇体制を取らせることができる。
しかし、個体によって気性の激しさには相当に差があり、しばしばこちらの挑発に乗らず逃げ出してしまう。頻繁にバンザイをする個体も限られており、この個体も一瞬しかバンザイをしてくれなかった。経験上、腹に卵を持っていない若いメスほど逃げやすい気がする。

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ジョロウグモNephila clavata。茨城にて。

メスが食事中なのを狙い、オスがこっそりと近寄って交接を始めた。体格差が絶望的に激しいため、メスが何かに気を取られている隙に行かないと、オスは容易に捕まって食われてしまう。一番のチャンスはメスの最後の脱皮時。

3983.jpgキマエキリガHemiglaea costalis。茨城にて。

秋に見られる。この仲間としてはさほど大型ではないものの、シックな色合いがカッコいい。食樹が今なお不明らしいが、これを見たのは樹種が比較的貧相な市街地の公園だったので、頑張れば解明できそうな気がする。

3980.jpgチャドクガEuproctis pseudoconspersa。茨城にて。

思えば初めてこいつをまともに撮影した気がする。ムシそのものは今までいくらでも見たことはあるが、大抵こいつの発生場所は住宅街や民家周辺のため、おいそれと大仰な撮影機材を取り出せない場合が多い。目の前にいても撮影しがたいムシである。