2831.jpgマレーにて。

2823.jpg九州のどっかにあるという、トンチで知られるキッチョムさんの故郷。石像が作られていた。

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2825.jpg石像の随所にスズバチの古巣があったり、ミノムシが付いていたり、いろんな虫達の拠り所となっていた。

これを見て、勘の鋭い人間ならば俺がどこに何の目的で行ったか容易に見当が付くであろう。

2811.jpg中信地域の裏山の有様。ほぼアカマツの純林だが、赤く見えるのは松枯れで枯死した部分。

10年ほど前まで、松本近辺の裏山には松枯れなどほとんど見かけなかった。あれだけ松ばかり生えているのに、よく松食い虫が入って来ないものだと、当時感心したものだった。恐らく、この頃は今ほど年間の平均気温が高くなかったせいで、松食い虫が育たなかったのかもしれない。それがここ5年くらいの間に、急速に松枯れが進行してきた。山のあちこちで、異常をきたした松の木の伐採が進んでいる。しかし、松枯れの勢いに作業が追いついていない状況で、これからもさらに被害が広がっていきそうである。
行きつけの裏山の一角に、毎日必ずムササビが森の奥へ飛び立つ際の中継足場に使っていた松の大木があった。その木のすぐ傍に、丸太を組んだアスレチックが置いてあり、これの天辺に座って夕方待っていれば、すぐ目の前にムササビが飛んできて着地するのを観察できて良かったのだが、この大木も切られてしまった。

ブラックバスにアライグマ、日本で問題を起こしている外来生物は数あれど、マツノザイセンチュウ以上に日本の自然環境・景観を全国規模で、完膚無きまでに踏みにじり尽くした奴など存在しないのではないか。マツノザイセンチュウそのものの働きはもとより、それを効率よく防除する手だてが現状松の木の伐採と薬剤空中散布くらいしかないことが、なお日本の自然を救いようもない状況に駆り立てている。
もし空中散布の歴史が日本になければ、フサヒゲサシガメの生息状況は今より遥かにマシな状況だったのかもしれない。

松枯れ、シカの増えすぎ、無秩序なメガソーラー建設、白鳥の餌付け・・・俺がちょっと席を外している間に、信州の自然の有様がどんどん見るに堪えない様になっていくのは、全くもって堪えられない。お願いだから、かの地をこれ以上里帰りしたくなくなる土地にしないでほしい。ならないでほしい。

あまりの気持ち悪さとその他諸々の理由により、公共機関に配ったらへんな理由で訴えられかねない「守りたい日本の絶滅危惧種ポスター地下空隙編。2827.jpg申し訳ないが「環境省以下略

2788.jpgコジマチカヨコエビを多数出した、裏山の湧き水。雑木林になった小さな岩山の裾からこんこんと出ていて、細流となっている。少し下流で大きな川に注ぐ。
メクラミズムシが出ないかと、かなり執拗に噴き出し口を調べたが、ヨコエビしか見つからなかった。過去の調査によれば、この方法でミズムシは採れなくはないが、打率は低いらしい。また、地下性甲殻類は年中採れるようだが、地下性ゲンゴロウは基本的に冬に採集例が集中する傾向があるという。

関西地域のなるだけ平地で、こういう環境を見つけて砂利を洗うかヘチマを埋めるかすれば、絶対ゲンゴロウが採れるはずなのだ。場所さえ分かれば、すぐにでも出向いて探すのだが、関西にツテはないし土地勘もないので出来ずにいる。
もし京都や兵庫で、平地の平坦な地面から地下水が湧き出す場所を知ってる人がいたら、寒風吹きすさぶ真冬に噴き出し口の土砂を2〜3時間ぶっ続けで洗って、1mmくらいのダニみたいな黄色い甲虫が出るか調べてみて下さい。もしいたら、くれとか寄越せとか野暮な事言わないので、生きたまま見せて下さい。あとサイン下さい。

2789.jpg湧き水の近くにある住宅地の道路脇から、じくじく染み出す地下水。こんな一見クソつまんなそうな所からさえ、ちゃんと調べれば地下性ヨコエビが出る。いわんやゲンゴロウをや。