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3513.jpgミスジチョウNeptis philyra幼虫。兵庫にて。

若齢幼虫をカエデ上に見つけた。いつもコレを探すのは真冬の越冬態時なので、へんな感じがする。

3495.jpgゴマダラチョウHestina persimilis。大阪にて。

カナブンの機嫌をうかがいつつ、樹液のおこぼれに預かろうとしている。チョウの撮影をしている人間なら誰でも知っている事だが、樹液に来たゴマダラチョウやオオムラサキの開翅状態を撮影するのはとても面倒くさい。吸い始めると翅をビッチリ閉じてしまい、頑として開かないから。吸っている最中にカナブンやスズメバチから足蹴にされたり、飛来着地してから居場所を確定して吸い始めるまでさまよう数秒間だけ、二度三度翅を開閉するので、その瞬間を狙うほかない。

昆虫に関する本を開けば当たり前のように載っている「オオムラサキが翅を開きながら樹液酒場に止まっている写真」は、写真家がそれなりの苦労をして撮っている。

3485.jpgスカシカギバ幼虫Macrauzata maxima。兵庫にて。

鳥糞に擬態していることで有名。幼虫期に鳥糞擬態するチョウやガはいくつかいるが、中でもこいつの似せっぷりは神懸かりのレベルだ。色ツヤはもちろん、日中の休息時に体をくの字型に曲げるところなど、鳥糞にありがちなさまを見事に再現している。ケツから突き出す突起も、糞に混ざった未消化物っぽくて素晴らしい。

3484.jpg遠目に見たら、これを虫とは誰も思うまい。何よりこの虫の驚異的なところは、幼虫期にこれほど汚らしいなりをしていながら、成虫はまるでステンドグラスのような美しい翅の姿に変わることである。

3429.jpgサトキマダラヒカゲNeope goschkevitschii。茨城にて。

ド普通種なうえ、小汚い色彩でたいそう人目を引かない。大概の人間にはガと間違えられる始末。しかし、世界でも日本にしか生息しない、我が国の誇るべきチョウでもある。

3428.jpgふと腰を下ろした場所で、脇を向いたときに気づいた。我ながら、よく気づけた。写真に撮ってしまえば大したことなさそうな感じに見えるが、実物を日中の自然光で背景と見分けるのは、相当に難しい。そういう風にできているからだ。

埼玉にて。