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3673.jpgナガワラジムシHaplophthalmus danicus。千葉にて。

国内のナガワラジムシ科の種はいくつかいるが、本種を除き全て洞窟・地下浅層に特殊化したもの。

3597.jpgオカメワラジムシExallononiscus sp.。兵庫にて。

クロオオアリの巣内で、多数のハガヤスデとともに出土した。

3471.jpgチゴガニIlyoplax pusilla。千葉にて。

夕陽を浴びて、ひたすら踊り続ける。

2985.jpgミズムシAsellus hilgendorfi。白癬菌とは関係ない甲殻類。高知にて。

日本全国の、やや汚れた水質の池や川で見られる。そのため、やや汚れた水域の指標生物のようにしばしば言われるが、清涼な地下水にもかなり侵入する。本来、薄汚い灰色の体をしているが、地下水で見られる個体にはやたら色素が薄いものが少なくない。
写真の個体は、とある洞窟内のたまり水で見つけたもの。色が薄かったので、もしやと思って撮影したのだが、しっかり眼がついてやがった。

淡水性のミズムシ科には、日本だけでもけっこうな種数が知られているらしいが、無印のミズムシ以外はすべて地下水性。真の地下水性の種は、体色が完全に抜けて真っ白けで、しかも無眼。いずれの種も、洞窟内のたまり水や湧き水の吹き出し口から得られるというが、ヨコエビに比べて遥かに採集しにくく、俺はまだ一度も発見に成功していない。

2945.jpgエゾメクラヨコエビPseudocrangonyx yezonis

北日本の地下水脈に生息する。洞窟内の溜まり水で見つかる。似た種が多く、ものすごく細かい部分を見なければ種など同定できない。
動きが鈍く、体が半透明。何となくそこにいる感じの生き物なので、すぐ目の前にいられても存在に気付けないことが多い。特に、背景が白っぽい石灰岩洞窟では発見が至難。