四六

3119.jpgニホンヒキガエルBufo japonicus japonicus。熊本にて。

東日本のガマよりもずっと体格がいい。

3106.jpgニホンアカガエルRana japonica。茨城にて。

思いのほか住宅街の中で見つけた。もっと田舎の雑木林みたいなところにいると思っていたのだが。いや、違うな。田舎の雑木林を無理矢理住宅街にしたのだ。ここが住宅街であることがむしろおかしいのだ。

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アブラコウモリPipistrellus abramus。茨城にて。

民家の壁の低い所にへばりついていた、若い個体。まだ飛べないのに出てきて落ちたらしい。残念だが、もはや飛ぶことも戻ることもできないので、ここで他の生き物に見つかって喰われるのを待つだけ。

ドコノダレオ

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テングコウモリMurina hilgendorfi

北日本の洞窟で、多数のキクガシラコウモリに混じって見出された。羊毛のように縮れて色の薄い毛が混ざるので、遠目にもそれとすぐ気づく。

テングコウモリは、かつて青森でオサムシなどの歩行虫捕獲のため、地面に仕掛けられた落とし穴トラップにかかっているのが獲られた記録があるらしく、地面に降りて獲物を探す生態を持つ可能性が疑われているという。飛べるクセに落とし穴にはまるというのが、何とも間抜けな感じがする。
アニメ版黄金バットでも、主人公の黄金バットは空飛ぶマントを持っているにも関わらず、敵の仕掛けた落とし穴にはしょっちゅうはまっていた。そして、落下中に飛ぶでもなく、いつも一番底まで落ちた。コウモリは落とし穴にかかるのが世の節理なのだろうか。

2920.jpgツクバハコネサンショウウオOnychodactylus tsukubaensis。茨城にて。

悪天候の日に、沢沿いで見た。長年、本州と四国に広域分布するとされていたハコネサンショウウオは、実際には地域により複数の種に分かれていることが最近判明した。そのうちの一つツクバハコネは、北関東のごく限られたエリアにしかいない種で、絶滅が危ぶまれるとして新種記載からまもなく国内希少野生動植物に指定された。
おそらく成体だが、長野でさんざ見た普通のハコネに比べて明瞭に尾が短い。Hynobius並じゃないか。

捕獲厳禁であり、触るのさえ違法。本当はもっといいポジションに移して撮影したいのだが、そのために罰金500万はあまりにも痛すぎるので、出来合いのシステムを使ってその状況下で可能なアングルにて撮影する他ない。そのため、こういう図鑑みたいな無機質な構図の写真しか撮れない。

このように触ることだけは厳重に禁じられている本種だが、その生息環境の保全状況に関しては、例によってろくにいい噂を聞かない。