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4031.jpgクロモンヒラナガゴミムシHexagonia insignis。群馬にて。

紙のようにペラペラな姿をした甲虫。ヨシの葉上に住み、葉と茎の隙間に隠れる。

4030.jpgフタモンクビナガゴミムシArchicollius bimaculata。群馬にて。

小型ながら美しい。湿地に生息し、個体数は多い。

4028.jpgオオヨツボシゴミムシDischissus mirandus。群馬にて。

湿地環境で見られる大型美麗種。一度走ると誰にも止められない。

3972.jpgアトスジチビゴミムシTrechoblemus postilenatus

メクラチビゴミムシの親戚筋だが、目がある。翅もあって飛べる。フタボシチビゴミムシ同様、洪水時に漂着物下から多数得られる。また、夜間河川敷で焚いた灯火に、一晩で3ケタ集結した記録があるなど、生息地での潜在的な個体数は相当なものと思われる。ところが、こいつもまた平常時にいくら生息地に出向いて探しても、少なくとも石や漂着ゴミ下からは全く発見できない。発見の困難さから希少種と見なされ、各地の都道府県で絶滅危惧種扱いされているという現実がある。
フタボシチビゴミムシと同じく、普段は地中の深部で過ごしている可能性が非常に高く、またフタボシよりも明らかに地下生活に特化している雰囲気がある。海外では同属近縁種が、ネズミなど小型哺乳類の掘った地下坑道内で得られるとされており、国内でも過去に本種が同様の環境から得られたとの報告が僅かになされている。

これまで各地で本種を探し続けてきたが、実際に見たのは今回が初めて。こいつはどこかから流されてきたのだろうか。あるいは、ここに元々いたのが増水に見舞われ、やむを得ず地上へ出てきたのだろうか。今回の台風は、人間の生活に多大な被害を及ぼした。野生の生き物達の生息に与えた影響もまた、想像を絶するものがあるはずだ。しかし、それでもこうして巧みに災害をやり過ごし、逆に分布拡大の追い風として利用するしたたかさを持つのも、野生の生き物達の姿である。

3969.jpgフタボシチビゴミムシBlemus discus

メクラチビゴミムシの親戚筋だが、目があって翅もある。河川敷や湿原などに生息するとされ、洪水時の漂着物下から大量に見つかるほか、灯火に飛来することも多いという。そうしたことから、本種の生息地における潜在的な個体数は相当なものと推測されるが、どういう訳か平常時に生息地に行っていくら石を裏返したり、ゴミを引っかき回したりしても大抵一匹も見つからない。
恐らく、普段は地中のやや深い所に潜って過ごしており、地表に出てくるのはかなりイレギュラーなイベント時に限られると思われる。ちなみにこの河川敷においては、洪水1日目に漂着物下でそこそこの個体を認められたのに、翌日には既に漂着物下から姿を消していた。