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4171.jpgタマゴクロバチの一種。茨城にて。

ケヤキの樹皮下にいた。

4125.jpgヤエヤマアメイロアリNylanderia yaeyamensis。石垣にて。

湿った森林の石下に営巣する。微少ながら美しい種。

3990.jpgクロオオズアリPheidole susanowo。西表にて。

3993.jpg林縁の石下にコロニーがあった。マイナーワーカーは体表がツヤ消し調で、曇りガラスの趣がある。メジャーワーカーは黒っぽいブギオオズアリ(ナンヨウテンコクオオズアリ)に見える。生息密度は低く、あまり見かけない。

種名がカッコいい。日本産アリ類には、分類学者の意向からか日本神話からとった種名を持つものが少なくない。

4112.jpgヨナグニアシナガアリAphaenogaster rugulosa。見た場所など書く意味もない。

そこの固有種。もう一種ここ固有の近縁種クロミアシナガアリがいるが、なぜかこいつは俺には見つけられない。

ヒメアギトアリというアリは、かつては石垣島の固有種と考えられており、採集例の少なさも相まって環境省レッド種になっている。第一次の頃からリスト入りし、今なお載ったままだ。
しかし、今や本種は沖縄の4島で分布が確認されているほか、そもそも生息環境が大概の虫マニアが見ようともしない乾燥した荒れ地である。単に探す目で誰も探さないだけの潜在的普通種であり、事実上絶滅危惧種として扱うべきでない種と考えざるを得ない。
このレベルの種を絶滅危惧種の範疇に入れたら、南西諸島固有のアリ類、特にアシナガアリ系は全て絶滅危惧種にせねばならないだろう。

4122.jpgナガオオズアリPheidole ryukyuensis。石垣にて。

比較的保存状態のよい森林に限り見られる。生息密度が低く、割と珍しい種。真っ赤な体は本土にいるアズマオオズに似た気配があるが、遥かに大型で、その名のとおりメジャーワーカーは明らかに他のオオズ類のそれより頭部が縦長のプロポーション。

環境省の第一次レッドリスト(1991年版)に希少種として掲載されていたが、単に遭遇頻度の少ない珍種であって絶滅危惧種ではないと見なされたせいか、次の改訂で早々にリストから降ろされている。レッドリストは掲載種数を増やすためのものではなく、減らすためのものである。