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4358.jpgスズキベッコウハナアブVolucella suzukii。茨城にて。

幼虫期にスズメバチの巣に寄生する、日没直後の10分間くらいだけ樹液に襲来するなど、奇怪な振る舞いの目立つハエ。なぜかチャイロスズメバチに色調が似る。

4322.jpgミズアブStratiomys japonica。千葉にて。

水田で見かけることが多い。特に害にも益にもならない虫だが、そういう虫が1種でも多くいることが生態系にとっては重要なのだ。

田舎の田園を象徴する「古き良き虫」というイメージ。各地に普通にいたが、最近では農薬の影響か、水田自体がなくなってきたせいか、なかなか姿を見かけなくなってきた。今や世間でミズアブといえば、生ゴミに大発生する外来種アメリカミズアブのことを自動的に指すようになってしまったのは悲しいことだ。

この虫の事を調べていた際、同じく水田に住むコガタノミズアブが各地でひどく激減しており、都道府県によっては絶滅危惧種にまでなっていることを知り、愕然とした。あんなん、長野のクソ田舎でそこら中にいたのに。

4247.jpgチャイロオオイシアブLaphria rufa。茨城にて。

林縁の葉上にいて、首をグリグリ動かしながら頭上を飛び交う小動物を監視する。

4207.jpgオドリバエの一種Empis sp.。茨城にて。

初夏に出現。オスはメスに交尾の際、餌をプレゼントする。いわゆる婚姻贈呈の習性をもつことで有名である。習性こそ顕著で風変りだが、モノ自体はけっこう都市近郊の緑地公園で普通に見られる。単に人間の側が、それに気づけるか否かの問題に過ぎない。

生贄となったのは、ミズアブの仲間のようだ。オドリバエは基本的に、婚姻贈呈のプレゼントとして様々な昆虫を狩る種が大半のようだが、中にはクモだけとか、特定の生物しか狩らない種もいる。別種のオドリバエばかり使う種さえいるらしい。

4197.jpgメスアカケバエBibio rufiventris。茨城にて。

春先にみだりに多い。ただのハエ(本当は蚊)だが、拡大すると意外にかっこいい。