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3537.jpgシマカ属。兵庫にて。

たぶんヒトスジだろうが、ヤマダかも知れないので確定しないでおく。両種を現物標本の精査なしに区別するのは、専門家でも容易ではないと聞く。いわんや素人をや。

蚊は、肌に止まってから本格的に口吻を突き刺して皮膚に埋めるまでの、ごく短い間だけ見せるスタイルが一番端正だ。口吻がまだ露出しているので、蚊特有の顔つきがよく映える。また、吸血相手に感づかれることを警戒し、長い後脚をまだ上に挙げてすぐ逃げやすい体勢を取っている姿がカッコいい。
その観点で見ると、言うまでもなくこの写真は満足いく物ではない。シャッターを切るまでに時間をかけすぎた。

3433.jpgアシナガバエの一種。茨城にて。

金属でこしらえたような美麗種。水辺にいくらでもいる。

3367.jpgビロウドツリアブBombylus major。茨城にて。

これが出るようになったら、本格的な春。吊りアブであって釣りアブではないことは、方々でねちねち言っていこうな。

3360.jpgアシブトハナアブHelophilus eristaloideus。茨城にて。

その辺の日だまりに普通にいて、縄張りを構える。

3122.jpgケブカクモバエPenicillidia jenynsiiとヘラズネクモバエNycteribia parvulla。四国にて。

コウモリに寄生する、にわかにはとてもハエに見えない者。成虫は蛹の状態で子を産む。出産間際に寄主から離れ、洞窟の壁面に産み付ける。蛹は長期間休眠しているようだが、寄主が近づいてきたときに恐らくそれが吐く二酸化炭素に反応してすぐ羽化する。
洞窟の天井にびっちりこれの蛹が取り付いている所を人間が歩くと、人間の吐く二酸化炭素にも反応するらしく、ぞくぞくと這い出してくる。しかし、這い出てこられても人間からは吸血できないはずなので、ただただ申し訳ない限りである。