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軍曹

3543.jpgアシダカグモHeteropoda venatoria。兵庫にて。

これを見ると、いつも和製タランチュラという言葉が脳裏をよぎる。本当はこれよりもジグモの方が、遙かにタランチュラに近縁だが。

3482.jpgマツモトハエトリBristowia heterospinosa。兵庫にて。

腕が異様に長く、一見カニムシを思わせる奇妙な姿。大して珍しくないらしいのだが、初めて見た。

3525.jpgヒメグモParasteatoda japonica。兵庫にて。

松の木に網をかけていた奴が、マツハバチの仲間を捕らえた。

3501.jpgドウシグモAsceua japonica。兵庫にて。

夜間、アミメアリが行列を組んで上り下りしている樹幹にいた。ここには毎日数匹が姿を現しており、いい狩り場になっているらしい。環境省の絶滅危惧種(情報不足カテゴリ)だが、実のところ西日本ではかなり普通にいるクモである。個体数も、決して少ないわけではない。単に、探す環境と時間帯を顧みない者どもが、この精霊を勝手に希少と思いこんでいるだけの話だ。

この精霊の生態の一端を明かした立場から言わせて貰えば、こいつは少なくとも環境省レッドからは外してもいいんじゃないかと思っている。こいつよりも載せるにふさわしいクモが他にいくらでもいる。

3481.jpgカトウツケオグモ Phrynarachne katoi。兵庫にて。

鳥の糞そっくりな色彩と肌の質感を持つ、異様な生物。かつては日本産クモ類の中でも指折りの珍種として知られ、80年代に出たクモ図鑑には「国内ではまだ2-3匹しか見つかっていない」みたいなことが書かれていたほど。
最近、クモ類を趣味で探し回る奇人変人どもの人口が格段に増えたせいか、それともこのクモの個体数自体が増えてきたせいか、そこそこ野外で見つかる部類の種にはなってきた。とはいえ、広大なフィールド内で狙って見つけ出せるようなものでもない。俺は30年以上生きてて、日本では初めて見つけた。マレーシアではコレとかコレとか見ているのだが。