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4179.jpgアリグモの類。茨城にて。

アリとは生態的に何の関係もない。ただ外見が似ているだけ。

4175.jpgキノボリトタテグモConothele fragaria。茨城にて。

日本の本土に分布するトタテ御三家(キシノウエ、キノボリ、カネコ)の中では、野外での捕食シーンを撮影するのが一番困難と思われる。今なお満足いくカットが得られない。

トタテの捕食を野外で撮影するなら、早春に限る。肌寒いこの時期の夜間、奴らはそれでも獲物を待ち伏せて狩りを行うのだが、寒くて機敏な動きができないためか、温暖期に比べて一連の狩りの行動に「遊び」がある。巣から飛び出すスピードは高速だが、その後獲物を脚と牙で捕縛して、それを巣内に引きずり込むまでに、明らかに手間取る。この傾向が一番顕著なのがカネコで、警戒心が割と弱く、また一旦警戒して巣に引っ込んでも比較的短時間でまた上がってくる。
しかし、キノボリは寒冷状態でも意外と動きのスピードが落ちない。巣が垂直面にしかないので、撮影時にしばしば無茶な体制を取らねばならない。警戒心も非常に強く、一度引っ込まれると容易に機嫌を直さないなど、撮影しやすい要素が何一つない。やっと一枚それらしいカットを撮ったが、あくまでもそれらしいカットでしかない。

しかし、キノボリの扉は多くの個体で、巣の扉の上にさらに扉がついているように見える。キシノウエでこういう状態の巣を見た覚えがないのだが、どういうことだろう。

4173.jpgキシノウエトタテグモLatouchia typica。茨城にて。

これの捕食は、何度撮ってもうまく撮れた気がしない。

4157.jpgウズタカダニの一種。茨城にて。

ケヤキの樹皮下に多く見られた。三度笠のような自身の脱皮殻を、幾重にも背中に負う。

4144.jpgガザミグモPistius undulatus。茨城にて。

ケヤキ樹皮下で越冬中。各地にいるが生息密度は低い。実にカニ。