二版のお知らせ

「裏山の奇人 野にたゆたう博物学」が、重版決定となりました。皆様、まことにありがとうございました!
当初は、あのような本が本当に売れるのか著者ですら不安でしたが、ただただ感謝の一言に尽きます。感謝の意を込めて、最近見た一番可愛い虫を。
1099.jpg裏山のぬいぐるみ、キマダラカメムシErthesina fulloの幼虫。外来種。福岡にて。

以下、初版の誤植・訂正点を記します。校正時に徹底的に見直したにもかかわらず、申し訳ございません・・

p6 line17 ...という腐肉食のコガネムシらしいこと(図1.2)、そして... → ...という腐肉食のコガネムシらしいこと(図1.2)がわかった。しかも、...

p45 図2.8 キャプション Sinopodaforcipata → Sinopoda forcipata ※スペース入れる

p101 図2.26 図内のクボタ下側の(スペシャリスト)と(ジェネラリスト)を入れ替え

p104 line10 植色性 → 植食性

p138 図3.10 キャプション カカミアリ → アカカミアリ

p206 line12 (小松、二〇一四)の文献抜け
小松貴, 2014. 長野県小谷村におけるミヤマアメイロケアリの記録. 蟻, 36: 11-15.

※補足
p127 line15
「幼いころ、タイトルは忘れたが、・・ずっと覚えていた。」の文章で話題に出た本は、後に安富和男の「へんな虫はすごい虫」(講談社、一九九五)であることがわかりました。

p243 図5.11 キャプション
「オオサシガメに刺されるとシャーガス病になる」の記述がありますが、正確には刺される行為だけで感染は成立しません。刺し口にカメムシが排泄物を付着させた状態で患部をかきむしると、傷口から病原体が体内へ侵入し、感染が成立します。

補足に関してご指摘を下さった、H.N. 影の総理 様、誠にありがとうございました。

犬派ではなく

1086.jpgたぶんネコハグモDictyna felis。長野にて。小型種で、葉の表側に粗末なテント状の網を張る。

この夏、所用でまた古巣の様子を見に出向いた。しかし、とにもかくにも雨ばかりで外回りがろくにできず。

8月頭から九州大学総合研究博物館で開催されていた「裏山の昆虫 ー 小松 貴写真展」は、好評のうち無事終了しました。ご来場なされた皆様、厚く御礼申し上げます。
なお、本日9月1日(月)から 9月26日(金)までの日程で、同所にて特別展示 「おしゃれ虫 ・カタゾウムシ」が始まりました。ぜひ再びご来場くださいませ。