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3392.jpgニホンアマガエルHyla japonica。茨城にて。

まどろみ中。

3391.jpgヤツデキジラミらしきもの。ヤツデの葉裏にいた。

茨城にて。

3390.jpgメダカチビカワゴミムシAsaphidion semilucidum。茨城にて。

微小ながら味わい深い種。樹皮下でよく見かけるほか、湿地の地べたでも見つかる。これをコハンミョウモドキと間違えるのは、虫マニアなら一度は必ず通る道。

3389.jpgアオゴミムシChlaenius pallipes。埼玉にて。

夜間、河川敷の水際でハサミムシを襲っていた。所詮アオゴミなんてミミズとか死にかけの芋虫とか、動きがトロくて無抵抗な生物ばかり食っているものだと思っていた。しかしこいつは、素早く逃げようとする上にハサミで抵抗する、五体満足のハサミムシを巧みに攻撃し、制圧した。

3388.jpgオオミノガEumeta japonica。静岡にて。

チャミノガに比べれば断然見かける機会が少ないものの、一時期のような幻の趣は薄れてきたように思える。そろそろこれの成虫の姿を拝みたい。

3387.jpg精霊。

もう何度生息地に行ったか知れぬが、それでも一度も見つけられずにいた。デートアライブ最新刊を読みながら探しに行ったら、一発で発見した。

3386.jpgカワチマルクビゴミムシNebria lewisi。茨城にて。

水辺に限って見られ、特に砂地を好むため河川敷環境ではしばしば高密度で見出される。色彩の変異がかなり激しく、個体によっては同種であることが疑わしいほど。

これに酷似して一回り大きく、頭が黒い精霊をずっと探し求めているが、叶わずにいる。それはかつて日本全国津々浦々に多産し、あまりにもド普通種すぎてわざわざ誰も捕まえて標本にしなかったほどらしい。しかし、ある年代を境に突如として全国同時多発的に姿を消してしまい、今世紀に入って以降は信頼できる採集記録がたった一つ二つしかない有様だ。それら産地も、その後継続して生息が確認されているようには思えない。
古い記録を紐解くと、精霊は河川敷から水田、谷戸地から水気のない畑にいたるまで、多様な環境で見つかっていることになっている。しかし、少なくとも河川敷の記録に関しては、俺はほぼ全てがカワチマルクビの誤同定であろうと疑っている。精霊とカワチの区別はしばしば困難で、時に甲虫の専門家ですら間違うレベルだ。それに加え、確実に信頼できる精霊の記録を見るに、精霊は赤土のある地面を好み、砂っぽい所にはまず生息しないようであるから。カワチと精霊は完全に生息環境を違えていて、共存しないのではないか。つまり、カワチがいる場所に精霊は絶対いない。

長野県では、90年代にとある河川敷で精霊が見つかったと某文献にある。同地は多様な希少昆虫が住むため、精霊もきっといるに違いないと当初考えていたが、最近ではこれも信用に足る情報に思えなくなってきた。何せ、そこはカワチの多産地である。

3385.jpgツチカメムシMacroscytus japonensis。茨城にて。

夜間、地面に落ちた樹木のタネに口吻を突き刺し、どこかへ運ぼうとしていた。ときどきひっくり返るさまが、まるで「これは俺のだ!」と主張しているよう。

3382.jpgヒメアカボシテントウChilocorus kuwanae。茨城にて。

樹幹でしきりに産卵しているようだった。なぜか体表面がやたら脂っこい。

3383.jpgニッポンヒゲナガハナバチTetralonia nipponensis。茨城にて。

サラサドウダンに多くの個体が来る。サラサドウダンは蜜の糖度がかなり高いらしい。

3381.jpgルリタテハKaniska canace。茨城にて。

越冬明け個体が、アセビに来ていた。

3376.jpgヒメスギカミキリCallidiellum rufipenne。栃木にて。

春先、スギがまとまって生えている場所では珍しくない。上翅の色彩には相当な個体変異がある。

3373.jpgトギレエダシャク。茨城にて。

先日、人生初のメスを拝んだ矢先、全然別の所でまた見つけることが出来た。先日の奴よりも全体的に褐色みが強い。こいつらのメスは、色彩や翅の発達度合いに相当な個体差があり、面白い。

それまで一切発見できなかった種類の虫が、何かのきっかけで一匹見つけた途端いくらでも見つかるようになる、といった現象にしばしば見舞われる。これを俗に「虫がデレる」という。実際は虫の側がこちらに対して態度を軟化させたのではなく、単に探し手たる人間の側がその種のいる環境を覚え、結果としてその環境にばかり目をやるようになるから必然的に見つかるようになるだけなのだが。

3380.jpgナガトリュウガヤスデ。九州にて。

本州西南部から九州にかけて分布するものらしい。とある凝灰岩洞から見出した個体で、過去の文献情報から本種と判断。やたら体色の濃いやつと薄いやつがいる。

3379.jpgゲジムカデらしき一種。九州にて。

凝灰岩洞の奥で見つけた。洞窟内や地下浅層を攻めると、しばしば眼が退化した上にやたら脚が長いイシムカデが見つかる。日本産ムカデ類で地下性のものはいないという認識なのだが、こいつは何なんだろうか。
乾燥に弱く、水気のない容器に入れておいたら10分程度で虫の息になってしまった。

3377.jpg精霊。

ネコノメソウに依存する、米粒大の羽虫。狙わなければまず遭遇できない上、そもそも狙う物好きも世に多くないため、大きく拡大された鮮明な生態写真はほぼ世に存在しない。だからこそ撮りに行ったわけだが。

3378.jpgアイヌハンミョウCicindela gemmata。茨城にて。

ハンミョウは、鋭いキバがクロスした顔が恐ろしげだが、そのクロスしたキバの間の逆三角の隙間をニッカリ笑って口角の上がった口に見立てれば、途端に愉快でフレンドリーな顔に見えてくるから不思議だ。

3375.jpgキバネアシブトマキバサシガメProstemma kiborti。茨城にて。

開けた草原や荒れ地の地面で見る。かつては大変な珍種とされていたが、単に狙って見つけがたいだけで騒ぐほど珍しくない。

3374.jpgヒメハラナガツチバチCampsomeriella annulata。茨城にて。

地面にドリルの如く潜行して、コガネムシの幼虫を攻撃する。

3372.jpgヒメツチハンミョウMeloe coarctatus。茨城にて。

ヒメはよく見かけるが、なぜかマルクビには容易にエンカウントできずにいる。

3370.jpgコキベリアオゴミムシChlaenius circumdatus。茨城にて。

コキベリとか言いながら、無印のキベリよか遥かに大形。コキマダラセセリが無印キマダラセセリより遥かに巨大なように。

3369.jpgキベリアオゴミムシChlaenius circumductus。茨城にて。

水田の畦に多い。これに似て首の長い奴はどこにいる。

3371.jpgヒメキベリアオゴミムシChlaenius inops。茨城にて。

ド普通種で、夜の水辺では常連。より水際に近い、開けた場所で特に多い。

どどん波

3368.jpgツクネグモPhoroncidia pilula。茨城にて。

樹皮の間に、たった一本の糸を張ってこれを網と言い張る怠惰なクモ。しかし、ちゃんと獲物がかかるのだから大した物だ。糸には粘液の球が並んでいて、これを脚で押さえている。まるで、足先からビームを放っているよう。

珍しくはないが、ゴマ粒ほどもない微小種ゆえ発見は面倒。名前のツクネは焼き鳥のアレではなく、ツクネ芋から来ているらしい。

3367.jpgビロウドツリアブBombylus major。茨城にて。

これが出るようになったら、本格的な春。吊りアブであって釣りアブではないことは、方々でねちねち言っていこうな。

3364.jpgミツボシツチカメムシAdomerus triguttulus。茨城にて。

どこにでもいるド普通種。小さくてぱっとしない見た目だが、実は子育てをするという、昆虫界で稀に見る習性の持ち主。

3365.jpg綺麗なハエトリ。茨城にて。

ハエトリの仲間は種により、見る方向で目の色が変化する。その様が昔から不思議で、美しく思う。

3366.jpgクロスジホソサジヨコバイSophonia orientaris幼虫。茨城にて。

ヤツデの葉裏にいた。成虫のあだ名は「前向きダマシ」。

3363.jpgトギレエダシャクProtalcis concinnata。茨城にて。

先日メスがどこにもいねーと言った矢先、ひょんなことから遭遇する機会に恵まれた。切手のようなギザギザの小さな翅を持つ、とても可愛らしい生物。羽ばたくことは出来るし、頑張れば飛べそうだが飛べない。

冬尺シーズンの最後を飾る、イカす奴。

3361.jpgトビイロシワアリTetramorium tsushimae巣内にいたクボタアリヅカコオロギMyrmecophilus kubotai。茨城にて。

トビシワに特異的に寄生するクボタの系統。同じくトビシワに特異的に寄生するサトアリヅカM. tetramoriiは、もっと全体的にオレンジ味が強く体型が縦長。また、サトはこいつと違って体表に細毛がまったくない。