2018/04/30|Category:脊椎動物
2018/04/28|Category:甲
2018/04/27|Category:甲
2018/04/26|Category:鱗
2018/04/25|Category:未分類
2018/04/24|Category:甲

水辺に限って見られ、特に砂地を好むため河川敷環境ではしばしば高密度で見出される。色彩の変異がかなり激しく、個体によっては同種であることが疑わしいほど。
これに酷似して一回り大きく、頭が黒い精霊をずっと探し求めているが、叶わずにいる。それはかつて日本全国津々浦々に多産し、あまりにもド普通種すぎてわざわざ誰も捕まえて標本にしなかったほどらしい。しかし、ある年代を境に突如として全国同時多発的に姿を消してしまい、今世紀に入って以降は信頼できる採集記録がたった一つ二つしかない有様だ。それら産地も、その後継続して生息が確認されているようには思えない。
古い記録を紐解くと、精霊は河川敷から水田、谷戸地から水気のない畑にいたるまで、多様な環境で見つかっていることになっている。しかし、少なくとも河川敷の記録に関しては、俺はほぼ全てがカワチマルクビの誤同定であろうと疑っている。精霊とカワチの区別はしばしば困難で、時に甲虫の専門家ですら間違うレベルだ。それに加え、確実に信頼できる精霊の記録を見るに、精霊は赤土のある地面を好み、砂っぽい所にはまず生息しないようであるから。カワチと精霊は完全に生息環境を違えていて、共存しないのではないか。つまり、カワチがいる場所に精霊は絶対いない。
長野県では、90年代にとある河川敷で精霊が見つかったと某文献にある。同地は多様な希少昆虫が住むため、精霊もきっといるに違いないと当初考えていたが、最近ではこれも信用に足る情報に思えなくなってきた。何せ、そこはカワチの多産地である。
2018/04/23|Category:半
2018/04/22|Category:甲
2018/04/21|Category:膜
2018/04/19|Category:甲
2018/04/18|Category:鱗

先日、人生初のメスを拝んだ矢先、全然別の所でまた見つけることが出来た。先日の奴よりも全体的に褐色みが強い。こいつらのメスは、色彩や翅の発達度合いに相当な個体差があり、面白い。
それまで一切発見できなかった種類の虫が、何かのきっかけで一匹見つけた途端いくらでも見つかるようになる、といった現象にしばしば見舞われる。これを俗に「虫がデレる」という。実際は虫の側がこちらに対して態度を軟化させたのではなく、単に探し手たる人間の側がその種のいる環境を覚え、結果としてその環境にばかり目をやるようになるから必然的に見つかるようになるだけなのだが。
2018/04/17|Category:多足
2018/04/16|Category:多足
2018/04/15|Category:未分類
2018/04/14|Category:甲
2018/04/13|Category:半
2018/04/12|Category:膜
2018/04/11|Category:甲
2018/04/10|Category:甲
2018/04/09|Category:甲
2018/04/08|Category:甲
どどん波
2018/04/07|Category:クモ
2018/04/06|Category:双
2018/04/05|Category:半
2018/04/04|Category:クモ
2018/04/03|Category:半
2018/04/02|Category:鱗

先日メスがどこにもいねーと言った矢先、ひょんなことから遭遇する機会に恵まれた。切手のようなギザギザの小さな翅を持つ、とても可愛らしい生物。羽ばたくことは出来るし、頑張れば飛べそうだが飛べない。
冬尺シーズンの最後を飾る、イカす奴。