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3521.jpgクワカミキリApriona japonica。兵庫にて。

大型で端正な形。日本のカミキリの中でも、かなりカッコイイ部類に思う。

3523.jpgベタリアテントウの襲来。逃げるイセリアカイガラムシの幼虫。

兵庫にて。

3522.jpgウスバカミキリMegopis sinica。兵庫にて。

この仲間は、実に世界中にいる。

3524.jpgタマムシChrysochroa fulgidissima。兵庫にて。

いくら年を食っても、森でこれを見かけた瞬間子供に戻れる。

3518.jpgベダリアテントウが粛々と粛正する。

兵庫にて。

3519.jpgキマダラカメムシErthesina fullo。兵庫にて。

温暖な地域には普通。外来種で、近年分布域を拡大している。

3516.jpgニホントカゲPlestiodon japonicus。兵庫にて。

何の創意工夫もなく撮ってしまった写真。

3520.jpgウシカメムシAlcimocoris japonensis。兵庫にて。

数多いものではないが、西日本ではふと小脇に目をやったときにそこにいる雰囲気。

3507.jpg粘菌の森に潜む甲虫。現地ではヒメキノコだと思ったが、これはタマキノコだろうか。

兵庫にて。

流れる弔いの哀歌 汚れた大地悼む声

3515.jpgベタリアテントウの羽化。兵庫にて。

イセリアカイガラムシにとって、黙示録の日。祈り 聞き届け立ち上がらないでよい。

3514.jpg薄馬鹿下郎。兵庫にて。

夜間、開けた崖地で産卵していた。現地ではコカスリかと思ったが違うようだ。

3511.jpgキシタバCatocala patala。兵庫にて。

外見の似通った種がいくつもいるが、その中で一番のド普通種。とはいえ、色彩の美しさとサイズのでかさはなかなかのもの。

紅蓮の業火燃える街 邪悪の声が招く闇

3512.jpgベダリアテントウの蛹。兵庫にて。

愛らしい虫の代表格みたいに言われるテントウムシだが、蛹の時はどの種も軒並み禍々しい外観を呈すように思う。イセリアカイガラムシにとっての、黙示録の日は迫る。

3513.jpgミスジチョウNeptis philyra幼虫。兵庫にて。

若齢幼虫をカエデ上に見つけた。いつもコレを探すのは真冬の越冬態時なので、へんな感じがする。

3501.jpgドウシグモAsceua japonica。兵庫にて。

夜間、アミメアリが行列を組んで上り下りしている樹幹にいた。ここには毎日数匹が姿を現しており、いい狩り場になっているらしい。環境省の絶滅危惧種(情報不足カテゴリ)だが、実のところ西日本ではかなり普通にいるクモである。個体数も、決して少ないわけではない。単に、探す環境と時間帯を顧みない者どもが、この精霊を勝手に希少と思いこんでいるだけの話だ。

この精霊の生態の一端を明かした立場から言わせて貰えば、こいつは少なくとも環境省レッドからは外してもいいんじゃないかと思っている。こいつよりも載せるにふさわしいクモが他にいくらでもいる。

3509.jpgベダリアテントウRodolia cardinalisの幼虫。兵庫にて。

3508.jpgイセリアカイガラムシが湧きに湧きまくったナンテンの枝葉を見ながら、「どっかにおるんじゃねーか?」と思っていたら、やっと見つけた。ぱっと見、イセリアの若齢個体と似ているため、いることに気づかなかった。

オーストラリアから侵入して農作物に大害をなしたイセリアを鎮圧すべく、同じくオーストラリアから連れてこられて放たれた天敵。日本には明治時代に導入されたようだが、今やほぼ生物農薬として全世界にバラ撒かれているという。害をなす外来種を減らすために外来種の天敵を持ち込み、それでいて在来生態系を乱すことなしに鎮圧に成功した、数少ない事例の一つ。
そんなわけで、世界的に見ても非常に広域な分布を示すコスモポリタンであるところのベダリアだが、俺は30年以上も虫ばかり探し続けてきた人生で、まだたった2回しかこれを見たことがない。イセリアに強く依存した生物なので、イセリアが生息しないエリアでは見かけることがないのだ。俺は今までイセリアがほとんど生息しないエリアばかり点々と移住してきたため、べダリアには全く馴染みがない。ものすごく希少価値が高い。

3510.jpg頭をイセリアの下側に突っ込んで裏返すようにし、その腹側を食い破って殺す。容赦なくイセリアを粛正していく。

3506.jpg
クマゼミCryptotympana facialis。兵庫にて。

クマゼミは主に午前中盛んに鳴くとされている。俺がまだ幼かった頃、クマゼミの生息地で正午過ぎにその声を聞くことは滅多になかったと記憶しているが、今では午後や日没間際にもけっこう声が聞かれる。セミは気温と明るさに反応して鳴き、その鳴くために必要な気温や明るさの程度は、セミの種によって異なる。
20-30年前とは様変わりした様々な環境要因が、セミをおかしな時間に鳴かせるようになったのだろう。

3502.jpgモリアオガエルRhacophorus arboreus。兵庫にて。

数日間晴天の続いた、水気など一切ない街灯の下に来ているのを見つけた。乾燥にはめっぽう強いらしい。

3503.jpgオオゲジ Thereuopoda clunifera。兵庫にて。

温暖な地域では夜の森でよく見かけ、民家の風呂場などにも侵入してくる。洞窟の中でも遭遇頻度が高い。でかい個体は遜色なくでかいし、そのうえ信じがたいほど素早く動くので、多くの人々はこれを畏怖する。だが、同類項のムカデに比べて、大きくパッチリした眼を持っているため、顔つきだけ見ると結構愛着が持てると思うのだが。

ゲジの持つ複眼はかつては偽複眼とよばれて、昆虫の持つそれとは区別されてきたが、今ではそうではないらしい。

ねるお

3505.jpg
ヒグラシTanna japonensis。兵庫にて。

夏の夕暮れを涼しげに演出する名演奏家。しかし、こいつの声は遠方から聞くに限る。日本のセミの中でも殊更に腹の中がスカスカで、音が共鳴しやすいのか、ヒグラシの声は恐ろしくバカでかい。至近で聞くと、耳の鼓膜をやられそうなくらい。
幼い頃、ヒグラシを捕まえて日の光にスカスカの腹内を透かして見たことがあった。その時、その生きたヒグラシの腹内に白い大きなウジムシが何匹もはいずり回るのが見えて、驚いてセミごと投げ捨てた。それからだいぶ経って、ヒグラシの体内に寄生する珍しいニクバエがいることを知った。以後、もう一度あのウジ入りヒグラシを見たくて探しているが、かつて投げ捨てられたことを根に持っているのか、今なお再会してくれない。

ヒグラシの声は、慣習的に「カナカナカナ」と表記されるのが普通で、昆虫図鑑にもそう書いてある。しかし、全ての日本国民達は本当にあの声をカナカナなんて聞いてるのだろうか。キキキキキキとしか聞こえんのだが。

3504.jpgカタビロトゲトゲDactylispa subquadrara。兵庫にて。

クヌギ・ナラ系の葉上に見られる。決して珍しい者ではないはずだが、個人的に見慣れない。

3500.jpgオオキノコムシの類。兵庫にて。

似た種がいくつかいるが、複眼の大きさと眼間の距離の比率をみれば、タイショウオオキノコであろう。

3495.jpgゴマダラチョウHestina persimilis。大阪にて。

カナブンの機嫌をうかがいつつ、樹液のおこぼれに預かろうとしている。チョウの撮影をしている人間なら誰でも知っている事だが、樹液に来たゴマダラチョウやオオムラサキの開翅状態を撮影するのはとても面倒くさい。吸い始めると翅をビッチリ閉じてしまい、頑として開かないから。吸っている最中にカナブンやスズメバチから足蹴にされたり、飛来着地してから居場所を確定して吸い始めるまでさまよう数秒間だけ、二度三度翅を開閉するので、その瞬間を狙うほかない。

昆虫に関する本を開けば当たり前のように載っている「オオムラサキが翅を開きながら樹液酒場に止まっている写真」は、写真家がそれなりの苦労をして撮っている。

3494.jpg紫色のきれいな甲虫。

色合いだけ見たらムラサキツヤと言いたいところだが、この手のヤツはきちんと見るべき所を見ないと正確に同定できないので、種名は濁しておく。

大阪にて。

3499.jpgキノコゴミムシLioptera erotyloides。兵庫にて。

キノコにびっちり覆われた倒木の多い森林で、夜間見た。環境的に絶対いるだろうなとは思っていたが、その通りだった。大型の立派なアトキリで、キノコにやってきた他の虫を襲うらしい。どこでも基本的に多くない。10年以上も前に長野で見たっきりだった。

3498.jpgナガゴマフカミキリMesosa longipennis。兵庫にて。

夜間、材木に集まってくる。

3497.jpgイトカメムシYemma exilis幼虫。兵庫にて。

ツツジの葉裏に多かった。幼虫は脚の縞模様が自慢。

3489.jpgきれいなハバチ。ニホンチュウレンジか。

兵庫にて。

3485.jpgスカシカギバ幼虫Macrauzata maxima。兵庫にて。

鳥糞に擬態していることで有名。幼虫期に鳥糞擬態するチョウやガはいくつかいるが、中でもこいつの似せっぷりは神懸かりのレベルだ。色ツヤはもちろん、日中の休息時に体をくの字型に曲げるところなど、鳥糞にありがちなさまを見事に再現している。ケツから突き出す突起も、糞に混ざった未消化物っぽくて素晴らしい。

3484.jpg遠目に見たら、これを虫とは誰も思うまい。何よりこの虫の驚異的なところは、幼虫期にこれほど汚らしいなりをしていながら、成虫はまるでステンドグラスのような美しい翅の姿に変わることである。

3486.jpgトモンハナバチAnthidium septemspinosum。兵庫にて。

涼しい地域ほど普通にいるイメージの種だが、関西では平地で見られる場所が結構ある。まだ夕方4時くらいなのに、もう就寝準備に入っていた。命短し働け夏蜂。