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3555.jpgユカタヤマシログモScytodes thoracica。兵庫にて。

民家の納屋にいた。でかい頭(頭胸部)の内部には、大きな毒腺が詰まっている。網を張らずに徘徊し、獲物に出会うと高速でキバから毒の投網を吐きかける。

3559.jpgニホンカナヘビTakydromus tachydromoides。兵庫にて。

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ハラビロカマキリHierodula patellifera。兵庫にて。

ブドウに来る虫を待ち伏せる。今日も巣に帰れないセグロアシナガバチが出た。

3552.jpgヒメスズメバチVespa ducalis。兵庫にて。

本当に美しい色彩。ヒメとは言っても、オオスズメよりはという意味に過ぎない。極めて巨大な生物。

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キイロスズメバチVespa simillima。兵庫にて。

熟したブドウは、ハチの大好物。

3550.jpgイボバッタTrilophidia japonica。兵庫にて。

胸部背面に、目をよく凝らさねば見えないほどクソちっこい2つの突起があるというだけのクソつまらぬ理由で、イボバッタなどとクソみたいな名を与えられてしまった。この美しい生物には、名付けられるべきもっと相応しく素敵な名があったはずなのに。

3549.jpgスズバチOreumenes decoratus。兵庫にて。

葉上に落ちたスズメの排泄物を舐める。

3548.jpgセグロアシナガバチPolistes jokahamae。兵庫にて。

植栽されたブドウの、収穫されずに痛んだものを一心不乱にしゃぶり倒す。大型なので恐れられているが、実のところ小型種のアシナガバチに比べて巣に接近した際の攻撃前の威嚇行動が発達しているため、不意打ちで襲ってくることが少なく、むしろ安全な印象を持っている。

3545.jpgクマバチXylocopa appendiculata。兵庫にて。

3544.jpgルリチュウレンジArge similis。兵庫にて。

ツツジの葉に産卵中。似た種がいくつもいるが、ツツジに来ている奴はだいたい無印と判断してよいと思われる。個人的には、寒冷地のメギに付くという、ケツにハサミのついたアレを見たいのだが。

3547.jpgキアゲハPapilio machaon。兵庫にて。

普通のアゲハに外見がそっくりなのに、食性も世界的な分布様式も全然違うのが、幼い頃から不可解だった。

3546.jpgアゲハPapilio xuthus。兵庫にて。

ものすごく久しぶりに揚羽など撮った気がする。細かいものばかり標的にしていると、こういう撮影に労力も時間もかかるデカブツを自ずと敬遠するようになってしまう。

もりみや

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ニホンヤモリGekko japonicus。兵庫にて。

ヤモリは、大福餅みたいな手触りがいい。

軍曹

3543.jpgアシダカグモHeteropoda venatoria。兵庫にて。

これを見ると、いつも和製タランチュラという言葉が脳裏をよぎる。本当はこれよりもジグモの方が、遙かにタランチュラに近縁だが。

3542.jpgショウリョウバッタAcrida cinerea。兵庫にて。

3482.jpgマツモトハエトリBristowia heterospinosa。兵庫にて。

腕が異様に長く、一見カニムシを思わせる奇妙な姿。大して珍しくないらしいのだが、初めて見た。

3533.jpgヒメクダマキモドキPhaulula macilenta。兵庫にて。

樹上性のキリギリス。最近、分布域を広げているらしい。

3535.jpgルイスオオゴミムシTrigonotoma lewisii。兵庫にて。

疎林のような環境で見ることが多い気がする。頭と胸が金ピカの虹色に輝く、普通種ながら美しい種。もし全身この色だったら、恐らく日本の甲虫の中ではタマムシをも凌ぐ人気の種になったろう。同時に、この虫は今よりも遙かに不幸だったろう。
上翅は真っ黒と思いきや、うっすら紫の光沢を帯びている。その控えめな意匠の凝らし方がまたよい。

3536.jpg微少なトビハムシ。アカメガシワの葉にいた。

※サメハダツブノミハムシだそうです。ご教示いただいた方、ありがとうございます。

兵庫にて。

3538.jpgヒメホソアシナガバチParapolybia varia。兵庫にて。

巣がヒメスズメバチに度重ねて襲撃され、放棄された。守るものもなくなり、周辺の草葉上で何をするでもなく過ごすだけの個体。

3537.jpgシマカ属。兵庫にて。

たぶんヒトスジだろうが、ヤマダかも知れないので確定しないでおく。両種を現物標本の精査なしに区別するのは、専門家でも容易ではないと聞く。いわんや素人をや。

蚊は、肌に止まってから本格的に口吻を突き刺して皮膚に埋めるまでの、ごく短い間だけ見せるスタイルが一番端正だ。口吻がまだ露出しているので、蚊特有の顔つきがよく映える。また、吸血相手に感づかれることを警戒し、長い後脚をまだ上に挙げてすぐ逃げやすい体勢を取っている姿がカッコいい。
その観点で見ると、言うまでもなくこの写真は満足いく物ではない。シャッターを切るまでに時間をかけすぎた。

3539.jpgヒラアシクサアリLasius spathepus。兵庫にて。

旧名クサアリモドキ。西日本の雑木林にいるクサアリは大抵こいつ。女王の脚の節は板のように幅広く平たい。ワーカーのそれも他種のクサアリ類に比べれば平たいらしいのだが、俺にはよく分からない。

クサアリ類は正体が判明している種だけで日本に5種おり、(特にワーカーは)どれも外見が似たり寄ったりなので、ぱっと見の区別が至難だ。しかし、きちんとディフューズしたストロボを照射して生体を撮影すると、ヒラアシ・モリシタ・フシボソは頭部に細毛がほとんどないため、頭部はほぼ完全に黒光りする。他方、テラニシ・(いわゆる)クロクサは、頭部全体に白い細毛がビロード状に覆っている関係で、頭部が白っぽく艶消しじみて写る。これにより、ある程度野外で種の見当が付けられる。

3540.jpgヒナカマキリAmantis nawai。兵庫にて。

暖地にある照葉樹林帯の地面に住む、ミニサイズのカマキリ。何も考えずに外をほっつき歩いてもまず遭遇しないが、意外に身近なところにいる。また、いる環境がかなり定まっているので、それを知っていれば確実に得られる。

3532.jpgショウジョウトンボCrocothemis servilia。兵庫にて。

見事なまでの赤だが、分類上は赤トンボと呼ぶべきものではない。

3525.jpgヒメグモParasteatoda japonica。兵庫にて。

松の木に網をかけていた奴が、マツハバチの仲間を捕らえた。

3531.jpgニホンミツバチApis cerana。兵庫にて。

悲しみ運ぶ風の中 滅びの鐘が鳴り渡る

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多数発生したベダリアテントウの幼虫により、壊滅状態となったイセリアカイガラムシのコロニー。兵庫にて。

この3日後くらいには、カイガラのコロニーは軒並みボロボロに食い散らかされ、もはや生きているものはいない状態になった。テントウもテントウで食うモノがなくなってきたため、広範囲に分散し始めた。最終的にはテントウ同士で共食いし始め、最後まで生き残った奴らだけが成虫になり、次の犠牲者を求めてどこかへ飛んでいく。

3530.jpg無抵抗な蛹は、血に飢えた幼虫どもの格好の標的にされる。こいつらにとっては、なるべく遅くに産まれたほうが仲間に食われずに済むと言うことか。

3527.jpgここしばらく、追跡している対象。

一見どうということのない風貌の奴だが、こいつは大いなる謎を秘めている。普段は何もせずほっつき歩いているだけだが、ある生物が近くにいる時にのみ、とんでもない大立ち回りを演じるらしい。その瞬間をどうしても見届けてやりたいのだが、こいつの観察はとにかく運任せの偶然に依る他ないので、なかなかうまくいかない。
あれを見るには、こいつとあの生物が偶然同じ空間に居合わせることが必須条件なのだ。しかし、あの生物は明らかにこいつの存在を危険視しており、こいつが視界に入るとすぐにその場から逃走してしまう。どうしたらいいものか。

兵庫にて。

3526.jpg恐らく、こんなものを見て喜ぶ変態が世にいるとは思えないが、俺はものすごく見つけて嬉しかったもの。ずっと探し続けて見つからなかったものだったから。今から遠からぬ過去のいつかに、あの精霊が確かにここにいた証。

兵庫にて。

3528.jpgマツハバチ科の何か。兵庫にて。

触角がクシになっててカッコいい。海外にいる、ある種のオオハナノミを思わせる。