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3733.jpgキリガ的な奴。茨城にて。

3729.jpgエグリゴミムシEustra japonica。兵庫にて。

暖地の林床に普通。この個体はアシナガアリの巣部屋から出たが、偶然である。本種の好蟻性は、否定して良い。

3731.jpgクロスジホソサジヨコバイ。茨城にて。

一見、どっちが頭かわかりにくい。

3728.jpgウロコアリStrumigenys lewisi。兵庫にて。

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アオダイショウElaphe climacophora。茨城にて。

春眠暁。

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ナルトサワギクSenecio madagascariensis。和歌山にて。

いかにも日本の野草じみた名前ながら、マダガスカル原産の外来植物。国内では徳島で見つかったのが最初で、以後各地に分布を拡大した。
繁殖力がきわめて旺盛なうえ、アレロパシーにより他の植物を生えにくくするため、在来植生の破壊を引き起こす恐れがある。また、強い毒性を持つので、家畜が誤食して健康を損ねる被害も出す。そのため、現在では特定外来生物に指定されており、移動も栽培もできない。また、各自治体においては積極的な引き抜き駆除を奨励しているところが多い。

わざわざ遠出してメクラチビゴミムシを探しに行くもボウズで、イラつきながら帰る道すがら路傍に群落を発見。怒りに任せて、よほど花を蹴っ飛ばしてやろうかと思ったがやめた。こういう生命力の強い外来植物は、下手に根を残したまま痛め付けると、かえって勢いが激しくなる場合があるから。

このナルトサワギクという和名の命名者が誰かは知らないが、本当にろくでもない名をつけてくれたと思う。植物に明るくない人間が初めて聞いたら、十人が十人みな在来種と勘違いするぞ。現に俺が勘違いした。徳島特産の、希少な野草の赴きすらあるではないか。
ウチダザリガニもそうだが、外来生物、しかも侵略的で生態系や人間の経済活動に被害をなすことが分かっている種に対し、いかにも日本の生物っぽい標準和名を与える行為は、不適切を通り越してもはや反社会的ですらあると思う。マダガスカル原産なのが分かってるんだから、マダガスカルサワギクでいいだろうに。

IMG_7594.jpgクロヤマアリ。茨城にて。

巣から運び出した土を捨てる際、崩れて再び巣内に転げてこないよう、両の前脚でポンポンと押し固めるのが可愛い。こういう行動も、別に土が転げるのがイヤだと思ってやっているのではなく、たまたまこういう行動をやる個体が多くいたおかげで巣の拡張がはかどって生き残りやすかった個体群がいて、その子孫が代々現在まで残り続けたということなのだろう。

3725.jpgイネカメムシLagynotomus elongatus。茨城にて。

イネの害虫として名高かったが、近年各地で激減したらしく、都道府県によっては希少種扱いされている。北関東には、局所的にまだ相当多い場所がある。
カメムシには、かつて害虫だったのに今や姿を見るのさえ困難になってしまった種が少なくない。アズキヘリカメムシというやつをずっと探し続けているのだが、一度も遭遇できずにいる。

3724.jpgミズギワアトキリゴミムシDemetrias marginicollis。群馬にて。

湿地帯に多い。

3723.jpgジュンサイハムシGalerucella nipponensis。群馬にて。

水際に沢山いた。

3722.jpgモンシロチョウPieris rapae。群馬にて。

強風の日、地面に伏せっていた。

3721.jpgクロヤマアリFormica japonica。茨城にて。

巣口を空けて、活動開始。

3720.jpgアトジロエダシャクPachyligia dolosa。茨城にて。

早春の一時期のみ出現。

3719.jpgコガタルリハムシGastrophysa atrocyanea。茨城にて。

ド普通種だが、実は恐ろしく美しい生物であるのを、大概の人間は知らない。

3716.jpgフチグロトゲエダシャクの交尾。

このガの交尾を観察するのは、高速かつジグザグに飛ぶ上、枯れ草そっくりな色のオスを枯れ草色の背景と見分けつつ、執念深く目と足で永遠に追い続ける気力と根性があれば難しくない。

3717.jpgフチグロトゲエダシャクのメス。

フェロモンを散らしてコーリング中。オスはステンドグラスを思わせる模様の翅を持つ、普通のガの姿。しかし、メスは翅が痕跡すらなく、まるでアザラシのような背格好をしている。
このガの活動ピークは日中の11-12時くらい、しかも日照がある時にしか活動しない。オスは午前中の遅い時間から、セセリチョウを思わせる俊敏な飛び方で草原を流し、メスを探す。正午近くになると、草陰でメスがフェロモンを散らし始め、これを感知したオスはジグザグを描くような飛び方をしつつ速度を落として地上へ降り、そこにいるメスと連結・交尾する。
そのため、草原でオスの動きを注意深く目で追い続けていれば、いずれメスのいる場所まで導いてもらえることが多い。逆に、オスの助けなしに野外で草陰のどこかに潜むメスを見つけるのは、絶対に不可能。

3718.jpgフチグロトゲエダシャクNyssiodes lefuarius。茨城にて。

冬尺と呼ばれるガの仲間としては、一番遅く出現する部類の者。早春の短期間のみ成虫が出現する。川べりの土手のような、オープンかつ草丈の低い草地に限って生息する。かつては珍種扱いされていたが、今では日本各地の広域において分布が確認されている。真っ昼間の早春などという、誰もガを探しに行こうなどという気を起こさない時期と環境下においてのみ姿を見せる種ゆえ、虫マニアの目に触れなかったのだ。
ただ、日本の広域に見られるとはいえ、実際の生息地はけっこう局所的ゆえ、狙って行かねばまず姿を見られない。俺も本当に久々に見た。長野にいた時、家のすぐ側に小規模ながら確実に見られる発生地があったのに、カラマツが植林されて森林化してしまって以後そこでは発生が絶えてしまった。

3715.jpgクロチャマダラキリガRhynchaglaea fuscipennis。愛知にて。

成虫越冬。幼虫は照葉樹の葉を食うので、暖地ほど普通に見られる。

IMG_7176.jpgノスリButeo japonicus。茨城にて。

こういう、すぐ近くまで寄れて格好のチャンスの時に限って、バズーカを持っていないものである。

IMG_7148.jpgクロモンヒラナガゴミムシHexagonia insignis。群馬にて。

紙のように扁平。湿地のヨシ原に生息する。

IMG_7167_20190227161855fae.jpgアオヘリホソゴミムシDrypta japonica。群馬にて。

湿地環境にごく普通で、しばしば一度におびただしい数が見出される。

IMG_7160.jpg精霊。

湿地や河川敷に生息。多い場所には多いが、そのような場所は限られる。

3710.jpgトビコバチ一種。茨城にて。

2mmちょっとしかない生物だが、ものすごくメカニックでメタリック。

3711.jpgトガリキジラミ一種。茨城にて。

植栽されたヤツデの葉裏に多かった。

3709.jpgウロコアシナガグモTetragnatha squamata。茨城にて。

腹部の模様が美しい。造網性だが、直に獲物を捕らえる能力もあるらしい。

3712.jpgクロスジホソサジヨコバイSophonia orientaris幼虫。茨城にて。

公園に植栽されたヤツデの葉裏に珍しくない。

3713.jpgシロフフユエダシャクAgriopis dira。茨城にて。

春の訪れを予告する者。

3714.jpgキイロヒメアリMonomorium triviale。茨城にて。

林縁の倒木下にいた。トフシかと思ったが、違った。

3701.jpgオオカワメクラチビゴミムシKurasawatrechus ohkawai

関東北部に、この手の生物としては比較的広域な分布域を持つ地下性種。ものすごく久々にメクラチビゴミムシを見た。

3703.jpgカルガモAnas zonorhyncha。千葉にて。

あくまでも夏留鴨であって、特筆して体重が軽い訳ではない。