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3866.jpgエリザハンミョウCylindera elisae。群馬にて。

湿地や河川敷周辺で見る。少なくとも関東平地ではまるでド普通種だが、鳥取砂丘のように絶滅危惧種として保護している地域もある。
警戒心がバカ強く、正面に回り込みつつ至近まで寄ることができない。

3865.jpgクロジャコウカミキリAromia bungii

言わずと知れた外来の大害虫。ものすごい繁殖力で、桜をはじめバラ科の樹木をどんどん枯らしていくため、各地で対策が急務とされている。
世間であれだけ有名になっているのに一度も現物を見たことがなかったので、見に行った。わざわざ探そうとする努力をするまでもなく、目の前に現れた。

3863.jpgこの市町村では、本種を採集禁止にしている。虫マニアが乱獲して駆除に貢献するメリットよりも、むしろ虫マニアが生きたまま不用意に余所へ持ち出して逃がし、拡散に荷担するリスクを危険視してのことらしい。事実、羽化成虫の拡散防止目的で街路樹に巻き付けたネットを、この虫欲しさに余所から来た虫マニアが破る事例が少なからずあったことを、関係者から聞いている。
「わざわざタダで駆除しに来てくれる虫マニアを追い出すなんてバカな市町村だなあ」と当初は思っていたが、後に諸々の事情を知り、如何に虫マニアとかいう連中が世間において災厄しか捲き散らさない、有害無益の社会悪としてしか見られていないかというのをまざまざと思い知らされ、打ちひしがれる思いになった。

3864.jpg虫そのものはものすげーカッケーんだよ、虫そのものは。何この漆黒のエリトラは。深紅の胸は。青メタリックな触角と脚は。

採集は禁止だが、その場で踏みつぶして駆除するのは推奨されているため、仕方なく手の届く範囲にいる個体は全て踏んでから帰った。掴むと臭いという噂を常々聞いていたが、潰れた個体から漂う臭気は、俺にはとてもいい香りに感じた。
もともと在来の同属近縁種で、すでにジャコウカミキリという名の奴がいるのにあやかるのもあって、俺はクビアカナントカの方の名は死んでも使わない事にしている。

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コガネグモArgiope amoena。千葉にて。

名実ともに、夏の草原の女王。コガネグモダマシのどこがどうコレに似てるというのだ?

3856_20190701102058f92.jpgオオモノサシトンボCopera tokyoensis。群馬にて。

性的二型のある種のトンボにおいては、メスの方がオスに比べぱっとしない色彩であるのが大半だが、こいつに関しては明らかにメス(しかも未成熟個体)の方が圧倒的に派手。残念ながらそのメスには遭遇できなかった。
オオとはいうものの、無印のモノサシに比べて言うほどデカい印象はない。遺伝的に無印と区別できないという話も聞く。見た目もそんなに無印と変わらない。貴重な種なのは分かるが、個人的には見つけても「絶滅危惧種のトンボ見つけたぜフォーーー!!」みたいなテンションにはならない虫。あのハエとかの方が、遙かに見たときアガった。

精霊

3856.jpg隣界に存在する特殊災害指定生命体。対処法1、武力をもってこれを制圧する。対処法2、デートして、デレさせる。

3857.jpgハネナシアメンボ Gerris nepalensis。群馬にて。

ヒシで水面の覆い尽くされた池では常連。上から他の生物が落ちてくるのを、ピラニアの如く待ちかまえる。

3849.jpgチョウトンボRhyothemis fuliginosa。茨城にて。

美麗種ながら、警戒心がとても強いのと滅多に止まらないのとで、今まで全く撮影機会に恵まれなかった。やや羽化不全ぎみの汚いなりをした個体だが、俺にとっては一生記憶に残る個体。

絶トン

3861.jpgゴマダラカミキリAnoplophora malasiaca。群馬にて。

小笠原でこれに似たものを見つけたら、きっと狂喜乱舞することだろう。その希望は永遠に失われたが。

3859.jpgシロヒゲナガゾウムシPlatystomos sellatus。茨城にて。

倒木上で、オスがメスを占有していた。恥ずかしながら、日本国内で本当にヒゲの長い種のヒゲナガゾウを見たのは初めて。

3858.jpgゴマフカミキリMesos japonica。茨城にて。

ド普通種。大層地味で人目を引かない。だいぶすり切れた個体。

3860.jpgオオゾウムシSipalinus gigas。茨城にて。

恐竜じみた甲虫。久々に見た。

3848.jpgコヨツボシケシキスイLibrodor ipsoides。茨城にて。

倒木に群れをなしていた。普通のヨツボシにしては小さいしキバもでかくないし、見慣れない奴だと思ったら別種だった。

3843.jpgセアカヒラタゴミムシDolichus halensis。茨城にて。

田畑に普通。色彩変異が多く、名前のような背赤でない個体も多い。

3845.jpgたぶんコクロコガネ。茨城にて。

桑の木の下で右往左往していた。

精霊

3846.jpg隣界に存在する特殊災害指定生命体。対処法1、武力をもってこれを制圧する。対処法2、デートして、デレさせる。

3852.jpgヤブキリTettigonia orientalis。茨城にて。

少し黒い色素が強めに出た個体。

3850.jpgヒゲジロハサミムシ。茨城にて。

珍しく日中表に出てきて、餌を漁っていた。

3851.jpgルリタテハKaniska canace。茨城にて。

路面で吸水する。

3853.jpgオバボタルLucidina biplagiata。茨城にて。

触角を振りかざして仲間の存在を察知する。見られる場所が世間一般でいう「ホタルの生息環境」でないこと、風貌がホタルっぽくないこと、何より光らないことにより、人目に触れてもまずホタルの仲間と思って貰えない不憫な生き物。
しかし、これの仲間でこれよりまだ小さくて有り難みのない風貌をしたコクロオバボタルが、生息地周辺での道路開発に一定の配慮をさせた先例があるのを鑑みれば、とりあえず「ホタルである」という事実は小虫にとって生存に有利に働くのだと思われる。だから、この種もこの先何らかの理由で絶滅危惧種になったとしても、きっと誰がしかの人間が保護活動をしてくれるはずだ。

3847.jpgハギキノコゴミムシCoptodera subapicalis。茨城にて。

倒木上に珍しくない。危険を察知するや、風のように疾走する。

3844.jpgコカブトムシ。茨城にて。

薄汚れてくたびれた個体。珍しくないが、狙って得られるものでもない。

3842.jpgケヤキナガタマムシAgrilus spinipennis。茨城にて。

伐採されたケヤキの丸太に多数来ていた。あまり煌びやかな種ではないが、飛翔時には恐ろしく青く光り輝く腹部背面を見せる。

3840.jpgガガンボの類。茨城にて。

Nephrotomaの何か。酷似した種が国内だけで数十種いるらしく、外見で同定不可。

3839.jpgエサキモンキツノカメムシSastragala esakii。茨城にて。

ハートマークで有名。これが三角の奴を探しているが、めったやたらと見つからない。

3841.jpgマダラスジハエトリPlexippoides annulipedis。茨城にて。

でかい。

3837.jpgタンボコオロギModicogryllus siamensis。茨城にて。

初夏に水田や河川敷の土手でジッジッジッ・・と鳴く。同じ時期に同じ環境で鳴くアマガエルの声質に、何となく似る。

3835.jpgイノコヅチカメノコハムシCassida japana。茨城にて。

地味で小さく、たいそう人目を引かない。

3838.jpgホオズキカメムシAcanthocoris sordidus。茨城にて。

世間では基本的に害虫で通っている。オスがメスの集団を占有する、興味深い習性をもつ。

3833.jpgイモサルハムシColasposoma dauricum。茨城にて。

普通種だが、恐ろしく美麗。もう少しましな和名をつけてやれなかったのか。

3834.jpgコフキトンボDeielia phaon。群馬にて。

ぱっと見は少し小さめのシオカラトンボっぽいが、全然違う種。シオカラほど普通にいない。