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4018.jpgモリオカメコオロギLoxoblemmus sylvestris。茨城にて。

雑木林で見た。オスはハラオカメよりも翅端が長い。

4017.jpgアカスジキンカメムシ。茨城にて。

幼虫の柄が、どうしても点目の両津の顔に見える。

4016.jpgクロナガアリMessor aciculatus。茨城にて。

地下に極めて深い巣を作ることで知られるが、その巣の入り口は小さくてしょぼい。

4021.jpgルビーロウムシCeroplastes rubens。茨城にて。

3981_20191108165248989.jpg生け垣に、珍しくビッチリたかっているのを見つけた。名実ともに害虫だが、いつでもどこでも現れるものでもない。まして出現するのは大抵人んちの前など、およそカメラのストロボを光らせるのも憚るような場所であるため、見つけても撮影できないことが多い虫。

どうせ殺人的に美的感覚の欠落した昔の学者のことなので、「ただ赤いから」というだけの理由で、このヤボくさいくすんだアズキ色の虫にルビーなどという分不相応な名を付けたに違いない。本当はこの虫より、この虫に寄生する微少な赤い寄生蜂にこそルビーの名が相応しいのに。

4015.jpgマテバシイのひこばえの傍で、ムラサキツバメの羽化不全個体を見つけた。もう二度と飛べない。鳥かアリに見つかって食い殺されるまで、ただ歩いて無駄な時間を過ごすだけ。

4014.jpgムラサキツバメNarathura bazalus。茨城にて。

アミメアリを随伴させていた。この地では数多いが、冬には大半が死滅していると思う。

4010.jpgホソハリカメムシCletus punctiger。千葉にて。

無印のほうではないと思われる。草原で見られる。

4013.jpgアオマツムシTruljalia hibinonis。茨城にて。

全身緑のメスは、いつ見ても本当に美しいと思う。外来種だが、かつては東南アジア原産と言われていたのにその後中国原産とされ、さらに最近ではその説も怪しくて結局どこから来たのか分からないらしい。

4012.jpgハラビロカマキリHierodula patellifera。千葉にて。

今のところ、胸が赤い奴を日本のどこでも見たことがない。いない方が断然いいのだが、物見遊山で一目現物を見てみたい気もある。

4011.jpgオオカマキリ。千葉にて。

4009.jpgクロスズメバチVespula flaviceps。千葉にて。

ミズアブの仲間を捕らえてバラす。小型種だが、仮にもスズメバチなので毒は強烈。死亡事故を起こすこともある。

4008.jpgツチイナゴPatanga japonica。千葉にて。

成虫越冬のバッタ。大型なのもあって、虫のいない寒い季節の草原でいきなり足下から飛び出すと少なからずビビる。

魔法陣

4007.jpgサトクダマキモドキHolochlora japonica。千葉にて。

キリギリスの仲間だが、鳴き声は極めて小さく聞き取りづらい。昔の小学館の昆虫図鑑に、本種(まだサトとヤマの区別がなかった頃)に関して「グルグルとなく」という謎の文言が書いてある。実際は「チッ」のようなか細い声なのだが、何をどう聞いたらグルグルになるのか、永遠の謎。

3984.jpgオオカマキリ。茨城にて。

道端で見つけると必ずちょっかいを出して怒らせる事にしている。漢なら誰だってやるだろ。いや、やってこそ漢だ。うまく挑発すると、カマをガバッと上に掲げてバンザイするような激しい威嚇体制を取らせることができる。
しかし、個体によって気性の激しさには相当に差があり、しばしばこちらの挑発に乗らず逃げ出してしまう。頻繁にバンザイをする個体も限られており、この個体も一瞬しかバンザイをしてくれなかった。経験上、腹に卵を持っていない若いメスほど逃げやすい気がする。

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ジョロウグモNephila clavata。茨城にて。

メスが食事中なのを狙い、オスがこっそりと近寄って交接を始めた。体格差が絶望的に激しいため、メスが何かに気を取られている隙に行かないと、オスは容易に捕まって食われてしまう。一番のチャンスはメスの最後の脱皮時。

3983.jpgキマエキリガHemiglaea costalis。茨城にて。

秋に見られる。この仲間としてはさほど大型ではないものの、シックな色合いがカッコいい。食樹が今なお不明らしいが、これを見たのは樹種が比較的貧相な市街地の公園だったので、頑張れば解明できそうな気がする。

3980.jpgチャドクガEuproctis pseudoconspersa。茨城にて。

思えば初めてこいつをまともに撮影した気がする。ムシそのものは今までいくらでも見たことはあるが、大抵こいつの発生場所は住宅街や民家周辺のため、おいそれと大仰な撮影機材を取り出せない場合が多い。目の前にいても撮影しがたいムシである。

4036.jpgこんなに珍しい虫が既知産地で採れた訳がない。

3982.jpgオオカマキリTenodera sinensis。茨城にて。

産卵中のメス。

3978.jpgハイイロチビフサヤスデEudigraphis takakuwai kinutensis。茨城にて。

樹皮下に群生する。少なくとも近年の関東平野部では別段稀少なものではないが、なぜかしばしば絶滅危惧種として扱われる。

3979.jpgマツヘリカメムシLeptoglossus occidentalis。茨城にて。

近年、北米から侵入した松の害虫。急速に各地へ分布を拡大しており、影響が懸念される。しかし、虫そのものは実にカッコいい。レンガ色の体、扁平に広がった後脚など、全体的にデザインのセンスがいい。しかも結構でかい。初めて見た個体だったが、せいぜいハリカメホオズキ程度の小型種とばかり思っていた。

3977.jpgウロコアリStrumigenys lewisi。茨城にて。

ド普通種だが、見つけるといつもしばらくこいつらの前で座って動かなくなる。

3972.jpgアトスジチビゴミムシTrechoblemus postilenatus

メクラチビゴミムシの親戚筋だが、目がある。翅もあって飛べる。フタボシチビゴミムシ同様、洪水時に漂着物下から多数得られる。また、夜間河川敷で焚いた灯火に、一晩で3ケタ集結した記録があるなど、生息地での潜在的な個体数は相当なものと思われる。ところが、こいつもまた平常時にいくら生息地に出向いて探しても、少なくとも石や漂着ゴミ下からは全く発見できない。発見の困難さから希少種と見なされ、各地の都道府県で絶滅危惧種扱いされているという現実がある。
フタボシチビゴミムシと同じく、普段は地中の深部で過ごしている可能性が非常に高く、またフタボシよりも明らかに地下生活に特化している雰囲気がある。海外では同属近縁種が、ネズミなど小型哺乳類の掘った地下坑道内で得られるとされており、国内でも過去に本種が同様の環境から得られたとの報告が僅かになされている。

これまで各地で本種を探し続けてきたが、実際に見たのは今回が初めて。こいつはどこかから流されてきたのだろうか。あるいは、ここに元々いたのが増水に見舞われ、やむを得ず地上へ出てきたのだろうか。今回の台風は、人間の生活に多大な被害を及ぼした。野生の生き物達の生息に与えた影響もまた、想像を絶するものがあるはずだ。しかし、それでもこうして巧みに災害をやり過ごし、逆に分布拡大の追い風として利用するしたたかさを持つのも、野生の生き物達の姿である。

3969.jpgフタボシチビゴミムシBlemus discus

メクラチビゴミムシの親戚筋だが、目があって翅もある。河川敷や湿原などに生息するとされ、洪水時の漂着物下から大量に見つかるほか、灯火に飛来することも多いという。そうしたことから、本種の生息地における潜在的な個体数は相当なものと推測されるが、どういう訳か平常時に生息地に行っていくら石を裏返したり、ゴミを引っかき回したりしても大抵一匹も見つからない。
恐らく、普段は地中のやや深い所に潜って過ごしており、地表に出てくるのはかなりイレギュラーなイベント時に限られると思われる。ちなみにこの河川敷においては、洪水1日目に漂着物下でそこそこの個体を認められたのに、翌日には既に漂着物下から姿を消していた。

3966.jpg精霊。

河川敷など湿性環境でのみ見出されるが、見られる場所は比較的限られる。漂着した流木の下にいた。餌をとるところを見たかったが、見せてくれなかった。

3970.jpgオオマルガタゴミムシが、イネ科雑草のタネを食っていた。一度ストロボを発光させたら、食事をやめて逃走した。

3971.jpgオオゴモクムシHarpalus capito

種子食のゴミムシ。多くのオオマルガタゴミムシに混ざり、夜の河川敷でぽつぽつと見られた。

3973.jpgオオハサミムシLabidura riparia

洪水後数日経ってから、また河川敷に日没後行ってみた。先日まで川底だったところが完全に陸地となっていた。そこはかつて鬱蒼とした草むらだったのだが、洪水で草が全部流されてしまい、泥で覆われた裸地が出来あがっていた。こういう植生がリセットされたギャップ的環境には、この時しか見られない生物が姿を見せることがある。

3967.jpgメダカハネカクシ一種。

流れ着いた流木裏にいた。

3968.jpgキイロテントウゴミムシダマシLeiochrodes masidai

雑草の実のような色と背格好の甲虫。川岸に流れ着いた流木裏に、おびただしい数がたかっていた。