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4276.jpgコガタコオロギVelarifictorus ornatus。茨城にて。

初夏の一時だけ成虫が現れる。ビーッビーッと、しみったれた声で鳴くので、大抵の人間には存在を気にされない。しかし、同じような声で鳴くマダラスズよりは、遥かにドスの効いた力強い声。

4278.jpgシノビグモShinobius orientalis。茨城にて。

山間部の湿った所に、局所的に住む。これがあれする所をどうしても野外で見たいのだが。

4282.jpgアオゴミムシ。茨城にて。

アオゴミの類は、ストロボに凝れば凝るほど味が出てくる。

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ホソバセダカモクメCucullia fraterna。茨城にて。

ノゲシ類の葉を食う。幼虫は見るからに毒々しい派手ななりをしているのに、成虫はすこぶる地味で小汚い姿。

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コシアキトンボPseudothemis zonata。茨城にて。

なぜか俺が外をほっつき歩いて見かける羽化直後のトンボは、不全の奴が多い。腹立たしい。

4267.jpgスジベニコケガBarsine striata。茨城にて。

4275.jpgオオスズメバチVespa mandarinia。茨城にて。

最近、市街地で見かける機会が多くなってきた。この写真を撮影した数日後、ここでとても忌まわしく腹立たしく悲しい出来事が起きた。

4264.jpgトウキョウダルマガエルPelophylax porosus porosus。茨城にて。

警戒心が鬼のように強いイメージだったが、異様に人怖じしない個体ばかりいる水田を見つけた。

4265.jpgオオゾウムシSipalinus gigas。茨城にて。

初夏、林道上を歩行していることが多く、車に轢かれやすい。

4266.jpgセンチコガネ。茨城にて。

イノシシが多い林道で、夥しい数が道脇の側溝に落ちていた。

4269.jpgツクバクロオサムシCarabus albrechti tusukubanus。茨城にて。

北関東に分布するクロオサムシの亜種。クロとは言ってもここでは赤い個体がほとんど。たまに深緑の奴が混ざる。

4270.jpgオオゴキブリPanesthia angustipennis。茨城にて。

暖地のもののイメージが強く、北関東にいるのが似つかわしく思えない。

4271.jpgカイツブリTachybaptus ruficollis。茨城にて。

物欲しげなヒナと、無視を決め込む親。

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ヒメバチの一種。茨城にて。

コナライクビチョッキリの巻いた揺籃に産卵管を突き刺し、寄生する。

4244.jpgコナライクビチョッキリDeporaus unicolor。茨城にて。

コナラの葉をいびつに細く巻く。

精霊

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隣界に存在する特殊災害指定生命体。対処法1、武力をもってこれを制圧する。対処法2、デートして、デレさせる。

4252.jpgクボタアリヅカコオロギMyrmecophilus kubotai。茨城にて。

クロヤマアリの巣にいた。体表鱗片のサイズに2形あるのが特徴。

4253.jpgルリオオキノコAulacochilus sibiricus。茨城にて。

ナイロビの眼

4255.jpgアオバアリガタハネカクシPaederus fuscipes。茨城にて。

水田にいた。アフリカのケニアにも、これと外見の遜色変わらない近似種がいて、「Nairobi's eyeと呼ばれて恐れられている」と現地の甲虫ハンドブックで見た。名の由来は知らない。

4251.jpgシロアシマルハバチEriocampa albipesの幼虫。茨城にて。

白い蝋状物質に覆われた芋虫。ハンノキにつく。

4256.jpgヒメマイマイカブリDamaster blaptoides oxuroides。茨城にて。

かなり年季の入った個体。普段、わざわざ探してまで見ようと思わないが、たまに目につくとじっくり見入ってしまう部類。

4254.jpgシロスジヒゲナガハナバチEucera spurcatipes。茨城にて。

4248.jpgナガサキアゲハPapilio memnon。茨城にて。

他の黒揚羽の連中に比べ、オスは吸水の習性が弱く、なかなかその様に出くわさない。初めて撮影できた気がする。

ナガサキアゲハはオスに比べてメスの方が翅の模様に一工夫あって、よく目立つ。その上メスは地域によって模様に多大な変異が見られ、南の奴ほど美しさが際だつ。それに比べてオスは日本中どこへ行っても代り映えしない風貌ゆえ、あまり話題にならない。とはいえ、オスはオスで十分美しいものである。こんな深い金属的な青い色をしているなど、思いもしなかったこと。

4249.jpgカガリビコモリグモArctosa depectinata。茨城にて。

乾燥した砂地で見かける。普通種とは言い難いが、いる場所には多いイメージ。

若気の至り

4246.jpgイボタガBrahmaea japonica。茨城にて。

幼虫は珍奇な姿で有名な割に、なかなか見かける機会がない。魔物っぽくて禍々しい雰囲気がいいのに、老齢幼虫になるとカドが取れて随分丸くなってしまう。

精霊

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遠出できず、ただ鬱々とした日々を過ごすしかない身にとって、家からほんの少し自転車を走らせた距離のうちにこういう奴らがいてくれるのは、本当に救いだ。ただただ感謝しかない。

4247.jpgチャイロオオイシアブLaphria rufa。茨城にて。

林縁の葉上にいて、首をグリグリ動かしながら頭上を飛び交う小動物を監視する。

4242.jpgトガリハチガタハバチTenthredo smithii。茨城にて。

ホソアシナガバチの類に、信じがたいレベルで擬態している(ように見える)。アシナガバチに擬態している(ように見える)虫は日本にいくつかいるが、ここまで具体的なモデル種を特定できるレベルのものは、そうそういないのではなかろうか。どちらかというと、中南米のハチ擬態昆虫にありがちなオーラを放つ。

4241.jpgハバチの類は、すっとぼけた朴訥フェイスのものが多いが、こいつはギョロリとした目つきで精悍な顔立ち。まさにハチの中のハチといった勇ましさがあり、かっこいい。
ハチガタハバチなんてマヌケな名前はやめて、ハチノナカノハバチに改名せよ。

4240.jpgゴモクムシダマシPedinus japonicus。茨城にて。

乾いた環境でよく見る。妖しい青色の構造色を纏った甲虫。ゴモクムシにはそんなに似ていないと思う。

4239.jpgムシクソハムシChlamisus spilotus。茨城にて。

クヌギなどの葉上に見られ、恐ろしいほどのクオリティで芋虫のフンに姿形を似せている。恥ずかしながら、ツツジに付くツツジコブハムシを長年こいつと混同し続けていた。

中南米に、これと外見が遜色変わらない小型のツノゼミがいる。恐らくムシクソハムシになぞらえたのだろう、比較的古い年代のうちから文献中にて、このツノゼミに「ムシクソツノゼミ」なる名が与えられてきた。
ところが数年前に某国営放送の、某進化生物学者が来た番組内で、中南米のツノゼミを特集する回があった。その中で、この虫の事を「ムシノフンツノゼミ」という名で呼んでいて、ムシクソに馴染んできた身としてはただただ違和感しかなかった。あの局の放送コード的にクソがNGワードで、わざわざ上品にムシノフンなんて名前に変えたんだろうか。でも、もしそうだとして、別の機会にムシクソハムシを特集する回を組んだ場合、ムシノフンハムシに勝手に改名して放送するつもりなのだろうか。
ムシクソツノゼミは、どちらかというと正式な標準和名というよりは、過去の昆虫写真家が好き勝手に付けたあだ名がそのまま和名のように定着した雰囲気ゆえ、その名で絶対呼ばねばならないという感じではない。しかし、ムシクソハムシの方は正式な標準和名である。生物の標準和名を一テレビ番組内で勝手に変えて世間に流布するのは、非常に問題があるわけだが、かの局はどう対応するのか気になる。