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4485.jpgウロコアリStrumigenys lewisi。茨城にて。

女王個体を見ておかないと、キタウロコと区別が困難。

4486.jpgノコメトガリキリガTelorta divergens。茨城にて。

秋に出現し、越冬せずに死ぬらしいキリガ。

4483.jpgコカマキリStatilia maculata。茨城にて。

死にどころ無くさまよっていた。

4484.jpgホソミオツネントンボ。茨城にて。

越冬中。

4482.jpgクロスジフユエダシャクPachyerannis obliquaria。茨城にて。

日中活動する冬尺だが、自然下で配偶行動を一から観察して押さえるのは、夜行性の種よりも案外難しい。

4481.jpgコミミズクLedropsis discolor。茨城にて。

成虫より幼虫の方が、勝手がわかると見つけやすい。

4480.jpgホソミオツネントンボIndolestes peregrinus。茨城にて。

越冬体制に入っていた。信州のクソ田舎に住んでいた頃、これの越冬態をどうしても見たくて、どんな環境ならば奴らが安心して冬眠できるか相当考え、相当探索した。その結果、真冬の急な高温時でも間違えて冬眠から覚めずに過ごせる、北向きの薄暗い杉林の斜面が一番手堅い場所であるという結論に達した。
しかし、現在の近所では普通に直射日光の当たるただの木の枝によくついている。とはいえ、前年に別の個体が越冬していた木が明らかに選好されている雰囲気ではあるため、奴らの中で間違いなく何らかの基準があって場所が選ばれている。

4478.jpgマルヒメツヤドロムシZaitzeviaria ovata。茨城にて。

沢の源流近くで、砂礫をガシャガシャやると採れる。ものすごく小さく、探そうと思って探さなければ存在を認知できない。

4476.jpgクロオビフユナミシャクOperophtera relegata。茨城にて。

初冬に出現。

4479.jpgオオカマキリTenodera sinensis。茨城にて。

冬の雑木林を、よたよた死にどころ無く彷徨っていた。

4477.jpgアカエグリバOraesia excavata。茨城にて。

低木に取り付き越冬体制に入っていた。枯れ葉そっくりの姿で枯れ葉の中に紛れ、実に見事な擬態と言いたいところ。しかし、俺は日常的にこの生物が止まる際の、周囲の環境に対する無頓着ぶりをさんざ見ているので、軽はずみにこの様を「擬態」と呼び難い。
たまたま越冬のために雨風をしのげる場所を求めて止まったのがここだっただけの話で、こいつ本人はこの環境に似せる意図があって止まったのではないと思われる。人間の目から見たら実にうまく景色に紛れているように見えても、案外天敵の鳥とかはこれを簡単に見破って食うのではなかろうか。「これを(で)食って生きている本職の天敵」に聞かない限り、このガの成りが本当に擬態と呼べるかなど分からないのだ。

なお、俺はこれを日中いきなり見つけた訳ではない。前日の夜、ヘッドラを付けて林を彷徨っていた時に偶然眼が赤く反射するのに気付いてこいつを発見した。翌日の朝、改めてそこへ行って撮影したに過ぎない。

精霊

4474.jpg今年は、越冬前に拝むことが出来た。新鮮な個体は、斜め後方から見ると翅がうっすら紫の構造色を返すことを始めて知った。

特定樹種に依存した生態ゆえ、分布は局所的だし個体数も通常多くない。電車を乗り継げば、例外的にこれが多産する場所に行けるのだが、今年は禁忌ゆえ、すぐ近場のさほど多くない生息地へ何べんも通って見つける他ない。
しかし、珍しいものを求めるということは、本来そういうことなのだろう。

4475.jpgタマバチ一種。茨城にて。

恐らくクヌギやナラに虫こぶを作る奴。近場の低山で見た。

この山は、昨今の疫病蔓延に伴い都市部への行き場を無くした中高年の人間が物凄く多くやってくる。道脇にしゃがんでこの虫を撮影している最中にも、何人ものそうした者達が俺の傍で足を止めた。それは別にいいのだが、彼らの多くはノーマスク(あるいは飛沫防止の効果も怪しいことが指摘されて久しい、口元しか覆わないアレ装着)、ソーシャルナントカもどこ吹く風で、すぐ傍まで寄ってきて「何してるんですか??」などと普通に聞いてくるので、心臓にも体にも悪い。

4473.jpgヒメハバビロドロムシDryopomorphus nakanei。茨城にて。

近場の沢に、佃煮にするほどいることを知った。水辺に落ちているスギの枝などを持ち上げると大抵ついている。

4470.jpgセアカツノカメムシAcanthosoma denticaudum。栃木にて。

越冬前。体色がすくんだ褐色になる。

4469.jpgケブカカスミカメTigginotum perlatum。栃木にて。

薄暗い山間のスギ植林地で、沢沿いに落ちたスギの枝葉を叩いたらいくらでも落ちた。本当は、その環境のそれを叩くと得られるらしき某珍虫を探しに行ったのだが、丸一日探したのに橋にも棒にも引っかからなかった。一応、過去にそれが得られた記録のある場所なのだが。
なお、ここには今年の2月にも行って同じ探索を挑むも玉砕している。本当にこうやって採れるのだろうか。青葉の付いた落ち枝がほとんどなかったため、枯れて茶色くなったようなのばかり叩いたのが悪かったのか。

4471.jpgハチノスツヅリガ。茨城にて。

ある種の鳥にも似た顔立ち。戦闘機のようなフォルムが魅力的な生物だが、養蜂家からは目の敵にされている。

4472.jpgツマグロキンバエStomorhina obsoleta。茨城にて。

ガスマスクをかぶったような顔。冬のキク科植物の花に、やたら目立つ。

4465.jpg極小のミノムシ。茨城にて。

地衣類で覆われた道祖神の表面に、地衣類でこしらえた小判状の巣を背負っていた。大きさはわずか3mm前後。ミノガの仲間だとばかり思っていたが、詳しい人からコケヒロズコガ類の幼虫であると聞いた。

4467.jpgイチゴキリガOrbona fragariae。茨城にて。

秋に羽化して越冬し、翌春活動して産卵する。珍しくはないが、灯火に飛来する性質がとても弱く、糖蜜でおびき寄せないと生息を確認できない。ビビッドな下翅を、地味な上翅の隙間から覗かせた。

4466.jpgニトベエダシャクWilemania nitobei。茨城にて。

もう一年が終わるという残酷な現実を、無慈悲に突きつける者。

4468.jpgカラスヨトウAmphipyra livida。茨城にて。

初冬の雑木林で糖蜜を仕掛けると集まってくる。成虫越冬するらしい。

4464.jpg美しきアミメクサカゲロウの翅。言葉も出ない。人には真似できない自然の偉大さが、僅か2cm程度の薄い膜上に宿る。

昔、アニメ「シティーハンター」のエンディングテーマで、「かざりばかり気にしても 虹と星にはかなわない」という歌詞があったが、ほんそれ。

4463.jpgアミメクサカゲロウApochrysa matsumurae。茨城にて。

暖地の照葉樹林に多いイメージ。これから越冬に入る。

4460.jpgフウナガマダラオオアブラムシLongistigma liquidambarus。茨城にて。

4461.jpg1990年代初頭に岡山で発見され、その後日本各地で生息が確認された外来アブラムシ。植栽されたモミジバフウの枝に群れで取り付く。アブラムシとしてはぎょっとするレベルの、破格の巨大種。恐らく体長的には在来のクチナガオオアブラ類とどっこいどっこいだが、オレンジ色で目立つクモじみた長い脚をもつため、視界に入った時のサイズは物凄くでかく感じる。
干渉されると、逆立ちするような体制で長い後脚をバタバタさせる。こいつの天敵の寄生蜂とか日本にいるんだろうか。少なくともここの周辺に本種のマミーは見出せなかった。

4462.jpgたまたまいつも歩く歩道上で、地面をよたよた歩いてる個体を見つけ、その近くに立つモミジバフウの枝にコロニーをいくつも認めた。というより、このアブラムシがいたおかげで、いつも歩いている歩道脇の街路樹がモミジバフウであることを知った。
虫の存在を認知したために、その食草の存在を認知した。本来、逆なのだろうが。

4459.jpgやっと野外で現物を見ることが出来た者。

かなり昔から、一度でもいいから姿を生で見たいと思っていたが、あまりにもこいつらの生態を知らなさ過ぎたため、ずっと叶わずにいた。出会いは住宅街の只中、車が脇をバンバン通り過ぎるような大通りの鉄柵だった。およそ虫を探そうなどと誰も思わないような環境。

モノ自体は本当に身近にいるが、本気で見ようという気を起こさない限りは死んでも絶対に見られない。

4457.jpgムラサキツバメ。茨城にて。

初冬の頃には晴れた日中、日光浴のため比較的低い場所に下りてきて翅を開く。しかし、常に日差しの方向に翅を向けて開くので、背面から開翅のさまを撮影しようと近づけば、必ず蝶にこちらの影を落とすことになる。影になると、こいつはすぐに翅を閉じて飛び立ってしまうため、なかなか撮影にならない。
さんざ試行錯誤するうち、やっと1枚だけ日陰の元でも翅をしばらく開いてくれたので撮影できた。これはほとんど蝶の親切と温情で撮らせてもらったような写真だ。

4456.jpgハチノスツヅリガGalleria mellonella。茨城にて。

通称スムシ。ミツバチの巣に入り込んで好き放題これを食い散らかすため、養蜂家からは親の仇のように憎まれているらしい。しかし、俺は初めて見たので感動した。

4458.jpg雪虫。茨城にて。

秋の終わりにその辺をチラチラ飛んでいる。関東周辺の平野部で見られる、5mm程度のこれはケヤキヒトスジワタムシの有翅虫だと勝手に思っているが、あってるのか。

4435.jpgトビイロカマバチHaplogonatopus apicalis。茨城にて。

ウンカの天敵。古の映画「ミミック」の終盤に出てきた怪物の姿が、ほぼこいつママだったと記憶している。