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ウスモンフユシャクInurois fumosa。茨城にて。

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4516.jpgヒメヨコバイの類。茨城にて。

ヤツデやアオキの葉裏で越冬している。ちっさいが、まるで宝石のような美しさ。

4515.jpgツートンカラーの綺麗なアザミウマ。茨城にて。

ヤツデの葉裏に多数越冬していた。ちゃんと調べていないが、Mycterothrips fasciatusに思える。

4514.jpgミドリヒメカゲロウNotiobiella subolivacea。茨城にて。

アオキの葉裏で越冬していた。やけにちっさいクサカゲロウだと思ったら、科レベルで別もんだった。

4519.jpgクロバネフユシャクAlsophila foedata。茨城にて。

やっと見つけることが出来た。厳冬期に出現する冬尺で、オスの翅は渋い黒褐色。ほっそりした翅形もカッコいい。古くは関東の平野部にしか分布しないとされていたが、今では九州まで広く分布することが分かっている。とはいえ、関東平野以外では今なおまとまった個体数を見るのが難しいようである。その関東平野も、場所を選ばないと全然見つからない。近所では少なく、しかもいる場所がかなり決まっているため、相当狙って探さないと発見できない。
信州のクソ田舎にいた頃、裏山に行くだけで15-16種の冬尺を見ることができたが、こいつだけは生息していなかったので、長らくその御姿を拝めずにいたのだ。見つけた時の嬉しさもひとしおというもの。

4512.jpgシロオビフユシャクかクロバネフユシャクのどっちか。茨城にて。

根拠はないがクロバネではないような気がする。クロバネもここらにいるらしいのだが、オスすら見たためしがない。

産卵を終えて玉ころみたいな成りになってしまったメス。今シーズン中、完全な個体をずっと探し続けるも見つからなかったのに。こうなる前に俺の前に現れろよ。

4511.jpgワモンサビカミキリPterolophia annulata。茨城にて。

各種広葉樹に付く普通種で、秋に新成虫がでてそのまま越冬する。偶然アオキの枝にしがみついて寝ているのを見つけた。普通種とはいえ、越冬態を狙ってビーティングせず目視で発見するのは相当難しいと思われる。

4510.jpgヒメバチ一種。茨城にて。

6-7mm程度の小型種。葉裏に伸されたような体制でへばりつき越冬していた。ヒメバチには冬季こういう体制で越冬するものがいくつかいる。

4513.jpgナミスジフユナミシャク。茨城にて。

申し訳程度の翅を持つメス。冬尺のメスとしては野外で見つけやすい種。冬尺の仲間は観察対象としては非常に面白い昆虫だが、このナミスジフユナミシャクをはじめとする幾種類かは、初夏にしばしば幼虫の尺取虫が大発生して樹木に大害をなす。農林害虫として、その筋の関係者からは嫌がられている。

4508.jpgケチャタテ科の何か。茨城にて。

翅の長さが3mm程度の、うすらボケた色彩(特に黄色味がかった)のケチャタテは、チャタテムシ分類の闇。素人が迂闊に触ると大やけどするので、触らずそっ閉じ。

4509.jpgトガリキジラミ一種。茨城にて。

無印のキジラミよりも形がシャープでカッコいい。

4506.jpgヤツデキジラミCacopsylla fatsiae。茨城にて。

真冬は、ヤツデとアオキの葉裏を見れば大抵何かいる。

4507.jpgクロスジホソサジヨコバイ。茨城にて。

個体によって、微妙に「顔」が違う。

4504.jpgナガケチャタテMepleres suzukii。茨城にて。

古の文献ではケチャタテ科にされているが、今はニセケチャタテ科。翅の縁には交差するように毛が立ち並んでいる。

ここらではヤツデの葉裏に珍しくない。なぜかどの個体も、クモの糸が絡んだような所にはまり込んでおり、鮮明に写しがたい。

4505.jpgキモンケチャタテValenzuela oyamai。茨城にて。

顕著な模様を持つ特徴的な種。こういう翅に模様がある奴は比較的同定が楽。小さくて全体的にうすらボケた黄色のケチャタテ類は、もうどうにもならない。

4503.jpgフクラスズメArcte coerula。茨城にて。

成虫越冬だが、そんなに暖かくもない日に間違って飛び出してしまった個体。この個体の近くには、腹部を食い散らかされた別個体の亡骸が落ちていた。

4499.jpgチャタテ一種。茨城にて。

ケチャタテ科であることは間違いなさげで、後小室が遊離してM脈が3分岐、後頭部が丸みを帯びて前翅に明瞭な斑紋あり、さらに前翅後縁が褐色を帯びて縁紋に目立った模様がないことから、Caecilius scriptusと見た。

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ナミスジフユナミシャクOperophtera brunnea。茨城にて。

ちょっと都市部を離れればみだりに多い。ウスバフユシャクと並び、配偶行動を観察しやすい冬尺。信州のクソ田舎では毎年12月前半の顔として認識していたので、年をまたいで乱舞している様は奇異に見える。

4501.jpgノコメトガリキリガ。茨城にて。

年をまたいだ個体を発見。間もなく死ぬ割には、体がスレてなくて綺麗。

4497.jpgチャバネフユエダシャク。茨城にて。

4498.jpgクモヘリカメムシLeptocorisa chinensis。茨城にて。

越冬中。

4500.jpgクロスジホソサジヨコバイ。茨城にて。

赤がさすとやはり鮮やか。

4496.jpgヌカカ一種。茨城にて。

根拠はないが、たぶん捕食性。

4495.jpgコナカゲロウ一種。茨城にて。

葉裏にいた。砂糖菓子のような風貌。ものすごく小さい。

4494.jpgヨツモンホソチャタテGraphopsocus cruciatus。茨城にて。

特徴的な斑紋の翅を持つ。紋の出方には変異があるようだ。

4492.jpgチャタテ一種。茨城にて。

とにかく遠出できないし、かと言って近場に目ぼしい虫も今時期いないので、仕方なしに最近チャタテムシを調べることにした。真冬でも、公園に植栽された常緑樹の葉裏には、思いのほか多数種のチャタテムシがいるものである。今まで大して興味も関心もなかった仲間だが、しかしそこらにいる普通種のチャタテムシの種名すら碌に知らずに昆虫学者を名乗るのも、末代までのお笑い種だ。これを機会に、少し勉強する。

幸い、オープンアクセスで検索表が入手できるので、これで調べてみた。写真の種はアオキの葉裏にいた奴で、ホソチャタテ科であることまでは容易に分かった。しかし、そこから種へ落とすのに難儀した。富田・芳賀(1992)によれば、無印のホソチャタテかスカシホソチャタテになる(この個体が、「前翅の縁紋は後縁部のみ褐色を帯びる」と表現できるものであれば)。この2種を分ける決め手が、前翅Cu2脈に毛を生ずるか否かだという。この個体の翅を実体顕微鏡で見ても、当該部分に毛がどうにも確認できなかった。ない方がスカシ、ある方が無印らしいので、検索表通りにいけばこれはスカシになる。
だが、ネット上で確認できるスカシとされる個体を見ると、色彩がこれとは似ても似つかず、むしろ無印の方に酷似している。本当は無印で、単にCu2脈の毛を見逃しているのだろうか。

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ナミスジフユナミシャクOperophtera brunnea。茨城にて。

こいつとクロオビは止まるとき翅を必ず閉じるのに、イチモジは開くの何でだぜ?

4493.jpgチャバネフユエダシャクErannis golda。茨城にて。

普通種の割に、野外で交尾現場を押さえるのが殺人級に至難。かれこれ20年近く冬尺を観察しているが、見たのはただの1度きり。

4490.jpgアヤモクメキリガXylena fumosa。茨城にて。

通称あやや。ぶち折れた枝そっくりのなりをしており、落ち葉裏などで越冬して翌春活動を再開し、産卵する。

4489.jpgクロスジフユエダシャク。茨城にて。

昨年もなんだかんだで交尾を撮り直せなかった。