2014/12/26|Category:海外・東南アジア

屋内性の害虫で、衣類などに穴を空ける。基本的に動物質の物ならば、食わない物はないと思われる。部屋にはヤモリがたくさんいたので、これの糞が主な餌であろう。
不思議な形のミノを作るが、これは両端から顔を出せる作りになっている。ミノの中で体を反転させるようだ。材質は自分の糞を基本に、その辺の砂粒やゴミを糸でつづり合わせている。かなり硬く、近くにいたヤモリは一瞬食おうと近づくも、手前まで寄ってすぐに回れ右してしまった。

本種を含むヒロズコガ科Tineidaeは、肉食傾向の強い種が多い。中にはアリやシロアリの巣内で、アリの幼虫や巣内のゴミを食う仲間もいる。