684.jpgクワエダシャクPhthonandria atrilineataの越冬幼虫。長野にて。

枝そっくりな姿で枝にしがみついて、一冬を乗り越える。大抵は斜め懸垂みたいな体勢でいるが、あまりに風雪が厳しい日には枝にぴったり張り付く。頭の形がクワの新芽そっくりで、一見して小枝と非常に紛らわしい。しかし、慣れればすぐ見つけられるようになる。付いている場所が、明らかに本物の小枝にあるまじき雰囲気の場所であることが多いから。

685.jpgこの木では、探し始めて30秒ですぐ3匹見つけられた。しかし、この程度の擬態昆虫をいくら見つけても、自慢にも鍛練にもならない。地球の裏で待つ「あの甲獣」を倒すための経験値は、こんな雑魚モンスター相手では稼げない。
擬態の精度はもとより、いる場所が予測できず、付く植物や付く部位が全く定まっていないものがいい。近所でその条件を満たす越冬昆虫は、ホソミオツネントンボやウスアオキリガ、コケオニグモくらいしかいない。

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ツシマオオカメムシの体色に味わいを感じます。
地衣類のある樹皮にいる様子を観察してみたいです(´・ω・`)。
micromyu|2014.02.20/18:20
ツシマと言えば、来年度は久々に対馬へ行こうと思ってます。
richoo|2014.02.20/22:14

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