827.jpgオオクビキレガイRumina decollata。福岡にて。

近年、物資の移送に伴って西日本に侵入したらしい、外来カタツムリ。爆発的な繁殖力で増殖し、作物などを食い荒らす。肉食もするらしく、侵入先で土着の小型カタツムリが食い尽くされる恐れもあるという。
ある生物を探しに港湾へ行った際に、偶然うじゃうじゃいる場所を見つけた。海辺の近くだというのに、よくしおれてしまわないものだと思った。福岡では、場所により完全に普通種になってしまっている。外来種の常として、より人間に荒らされた環境ほど多い。

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殻の先端が取れたように欠けているのが特徴。そこにいた、見つかる限りの全員がそうだった。

828.jpg顔は普通のカタツムリ。

港湾は、いろんな場所からいろんな物が運ばれてくるため、よそから侵入した外来生物を真っ先に発見し観察できる場所である。近場の港湾地域では、これ以外にもさまざまなエイリアンが定着しているらしい。近日中に、港湾中をさまよってそれらを確認しに行こうと思う。どこにどういうものが定着しているかをだいたい把握しておけば、いつどこで見慣れないものに遭遇しても慌てず対処できるはずである。


たまには「環境の番人」としての役目をかねて、トレジャーハントの気分で港へ行って外来生物を探すのも一興かもしれない。



※大ウソ情報
830.jpg一番上の写真は、実はひっくり返した反転写真。本当の写真はこちら。画像処理の時に反転させ、そのまま載せていました。
殻の巻き方がこの種にあるべき巻き方でないことに、巻き貝の専門家の方が鋭く気付かれました。さすが、恐れ入ります。ご指摘、まことにありがとうございます。

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