865.jpgシロツノトビムシSinella (Sinella) straminea。シワクシケアリMyrmica kotokui巣内にいた。

九州以北の平地から亜高山帯にかけてアリの巣をほじれば、ほぼ100%どこでも出る。体色は若干褐色がかった白で、遠目には薄ピンクに見える。目がちゃんとついてて、せな毛が濃い。いろんな書物で「アリノストビムシ」と間違って掲載されている。体長2mm以上。
この属はもともと海岸などで得られるトビムシの一群らしいが、シロツノトビムシは韓国でアリの巣から得られると記録されている(Park and Lee 2000)。日本でも、基本的にアリの気配がない場所からは得られないので、好蟻性と考えていいものと見ている。ただし、寄主アリ種特異性はあきらかにないし、アリが引っ越して捨てた古巣の坑道から高密度で見出されることもある。

866.jpg真のアリノストビムシ科(おそらくジャワアリノスCyphoderus javanus)。ハヤシクロヤマアリFormica hayashi巣内にいた。

シロツノよりもはるかに小型で、純白。拡大すると、真珠色の美しい光沢をたたえているのがわかる。目がなく、せな毛もない。一つのアリの巣内から、シロツノも真のアリノストビムシも両方出ることは普通。体長1mm前後。

両方とも長野にて。


参考文献:
Park KH, Lee BH (2000) Six collembolan species Insecta new to Korea including two species from ant nests. Korean Journal of Systematic Zoology. October; 162: 227-237

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煙突ブラシで拵えたお供えの馬の様です、
愛らしいトビムシですねぇ、
此処迄ずっと小さなものどもシリーズ、
目を鍛えていないと失する環境ですね〜。
瓜豆|2014.04.09/22:57
超ミクロサイズの馬ですね。極小の虫ばかり見続けていると、米粒サイズすら自動車サイズに見えてきます。
richoo|2014.04.10/07:16

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