DEMインダストリ

893.jpgココノツノクニにある、広大な岩石砂漠。かつて人間が、ある精霊を滅した現場。その生物は地球上でも、日本のこのエリアにしか存在しない貴重なものだった。

実際のところ、それはまだ滅んでいるはずがない。不在証明など不可能であるし、実際現地に行けば、周囲にまだいそうな場所がなくもないからだ。いずれ、遠からぬうちに生存が確認されるだろう。
しかし、仮に本当にそれを再発見してしまった場合、果たしてそれをそのまま公表してしまっていいのかという別の問題が生じる。恐らく、まだ生きているとすればピンポイントのある一地点でのみ現存しているはずなので、間違いなく全国から名うての土木作業員がこぞって荒らしに来て、かえって生息地の荒廃を招きかねない。それに、もしそれを保護しようという話になれば、確実にこの土地の経済を滞らせることになる。この特殊な生物を温存することと、その生息地を破壊することで経済が回っているこの町の成り立ちは、絶対に相容れないからだ。この生物の再発見を境に、おそらくこの町を取り巻く様々な事柄が激変するであろう。

まあ、まだ見つけないうちからうだうだ言っても始まらない。見つけた後のことは、見つけた後で考えよう。というわけで、来年中に必ず奴を現世に連れ戻す。

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