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シカの食害で、下草がなくなり丸禿になった裏山。

最近長野県内では、増えすぎたシカによる里の農作物被害が、もう筆舌に尽くしがたいレベルで深刻になっている。この裏山では、2,3年前から山そのものをまるごとフェンスで囲ってしまい、シカが里へ下りてこられないようにした。そのおかげで、ひとまず里の農作物はある程度守られた状態になっている(一部、フェンスのほころびから夜間出入りしている個体がいる。毎晩出くわす)。

しかし、その囲われた内側たる山のほうはひどい。里へ下りられず閉じ込められた大量のシカどもが、あらゆる草を食い尽くしてしまい、表土が露出し始めている。そこへきて、毎日多量のシカが地面を踏んで固めてしまうので、なおのこと草木が生えない土壌になってしまう。近年、温暖化などの影響で夏季に集中豪雨がとても多くなっているが、今後山の土地がシカの活動でやせていくことにより、県内全域で降雨時に甚大な土砂崩れ被害が頻発すると懸念されている。これは長野県に限った話ではない。
ここの山では、以前からその雰囲気はあったが、2,3年前から急にひどくなった。山をフェンスで囲ったことが裏目に出ているかもしれない。

955.jpgフェンスを隔てたすぐ外側は、歩くのもはばかられるほどに草ぼうぼう。もともとは、ここの裏山全体がこんなだった。毎日通っていたころは全然自覚しなかったが、改めて見るとその状況のひどさに驚いた。良くも悪くも、しばらく距離を置いてみるとわかることというのは多い。

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