1047.jpgおそらくイエバエ科一種。タイにて。

ぱっと見そこそこの大きさで、そんなに珍奇な形でなくて、明らかにヤドリバエでもクロバエでもニクバエでもない雰囲気のハエは、イエバエ科であることがほとんど。たぶん。

熱帯の昆虫というと、いろんな昆虫図鑑の影響から巨大、派手、珍妙な形状のものがすぐ頭に浮かぶ。しかし、熱帯の昆虫全体のうち、そんなものはほんの僅かしかいない。大多数はこういうハエやらアリやら地味な蛾やら、日本でも普通に見るようなつまらない見た目の昆虫ばかりである。そして、そういうものどものほうが圧倒的に個体数も多く、それゆえ生態系における役割も重要である。
たぶん、カブトムシやクワガタが10種絶滅しても、人間の虫マニア以外で困る生き物はそんなに多くないと思う。しかし、ハエやアリが10種絶滅したら、良きにせよ悪きにせよそこに生息する動植物に与える影響は計り知れないような気がしている。

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