1065.jpgルリモンハナバチ一種Thyreus sp.。タカオルリモンだろうか。

この仲間はいくつか種類がいて、いずれも美しい青い模様を持つ。最近、日本で「幸せの青いハチ」として、テレビその他で紹介されることが多く、知名度が徐々に上がってきている。しかし、この仲間は生態の分かっているかぎりすべての種が、他種の単独性ハナバチの巣を乗っ取り、寄主の幼虫を殺した上にその餌まで奪い取る冷酷な寄生蜂である(Rosen 1991ほか)。
人間の側は、ただ綺麗というだけの理由で勝手にこれを幸せのシンボルなどと言うが、寄主のハナバチにとっては幸せどころか疫病神そのもの。

タイにて。

参考文献:
Rosen JC (1991) Evolution of cleptoparasitism in anthophorid bees as revealed by their mode of parasitism and first instars (Hymenoptera, Apoidea). American Museum novitates; no. 3029.

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