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シキチョウCopsychus saularis。このカササギのような色彩のツグミは、東南アジアではどこでも見かける常連のひとつ。美しい声でさえずる。身近な存在とはいえ、警戒心はそれなりに強くて近寄らせてくれないことが多い。しかし、マレーシアの大学演習林内にある宿泊施設で出会ったこの個体は、比較的人怖じせずに寄ってきてくれた。
体色が薄く、まだ人間にひどい目に遭わされた経験のない若鳥であることは、見てすぐに分かった。自分の研究材料である好白蟻性昆虫を捕るために森からシロアリの巣をとってきて宿泊施設の屋根の下で壊すと、こぼれたシロアリを食うために寄ってくる。

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遠く離れた屋根の上で、こいつの両親とおぼしき成鳥がけたたましく警戒音を発し、子供に危険を喚起するとともに俺を罵倒しくさる。それを聞いてか、常に横目でこちらの挙動を気にしながら餌を漁っていた。それでいい。これ以上人間に寄りついたらだめだぞ。
マレーにて。

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