1089.jpgチョウセンベッコウヒラタシデムシEusilpha bicolor。長野にて。

死肉に集まるやつ。森のある区画に執着するように飛び回り、着地した。腐った蝉の死体があり、それに惹かれてきたのだった。
13年通い慣れたあの裏山で、初めて確認した新顔。南方系で、この土地には似つかわしくない。少しずつ、よくも悪くもここの環境は変わってきている。

1090.jpgこの甲虫は、飛ぶ姿が遠目にはオオハキリバチに恐ろしく似ている。普通の甲虫と違って飛ぶときに上翅をガバッと全開にせず、上翅の付け根をひねって裏返しにする独特の開き方をする。そのため、飛ぶときは膜質の後翅だけ横に出した姿なので、甲虫にまったく見えないのだ。
シデムシ類はみなこのスタイルで飛ぶが、ことに本種は大型かつ胸部だけ赤いので、ハチにとても似た姿に見えてしまう。ただ、翅を開くと普段隠された、青メタリックに輝く腹がむき出しになるため、ハチではないことにすぐ気づく。

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