2014/12/18|Category:直

秋口に撮ったやつ。クツワムシもそうだが、裏山にはマツムシもうじゃうじゃいるのには驚かされた。これまでの人生で基本的に見慣れていないので、とても嬉しい。市街地近くの、道路脇のちょっとしたのり面でさえいる。とはいっても、広範囲にだーっといる感じでなく、ピンポイントで多産する感じ。
金属製の輪っかをコンクリの地面に叩きつけたような、耳に刺さるような高音で鳴く。声は大きいが、かなり草深い所にいるため姿を見つけがたい。まして撮影は至難を極める。まっとうに撮影するのに、5晩は通った。

比較的気に入っている一枚。なぜなら左右の翅が広がっているから。翅が重なっているときにシャッターを切ると、それが本当に今まさに発音している瞬間を撮ったのか、警戒して翅を立てた状態で硬直しているのを撮ったに過ぎないのか、判断できない。