1108.jpgキイロゲンセイZonitis japonica。猛毒を持つツチハンミョウ科で、ハナバチ類の巣に寄生する。

だいたい「○○ハンミョウ」という名前のものが多いツチハンミョウ科の中で、「げんせい」という名前は異質である。カナ文字表記だと、意味がまったく分からない。幼い頃図鑑で初めて見たときには「じんせい」に似た厳かな気配を感じた。
かなり最近になって、その名前の由来を知った。この仲間の甲虫はその昔、中国で漢方薬の原料として利用されていた。それが全身緑の種類で、「芫」という花に好んで集まるというので、「芫青」と名付けられたらしい。それを知って、ようやく腑に落ちた。

日本のゲンセイは黄色系のものが多く、緑の種類がいない。代表的なのがキイロとヒラズだが、正体のよく分からないヨツボシという美麗種もいる。

福岡にて。

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