1129.jpgビロードヒラタシデムシOiceoptoma thoracium。長野にて。

北方系の種で、どこでも基本的にうじゃうじゃいるものではない。長野県内では希少種に指定されている。それがうじゃうじゃいた。

1130.jpg視覚障害小型廃棄物節足動物を掘りに行き着けの山へ行く道すがら、たまたま落ちていた新鮮なクマの糞にすさまじい数が集結していた。13年間通った場所だが、こんなに集まっているのは見たことがなかった。この写真の中には、そこにいた全個体が収まっていない。この種に限らず、シデムシという虫が一カ所にこれだけ集結した様を、近年とんと見覚えがない。
1128.jpgヒロオビモンシデムシNicrophorus investigatorも少し来ていた。同じく北方系で、亜高山帯でないと出遭い難い、美麗かつ少ない種。やはり長野県の希少動物。

「裏山の奇人」を出身研究室に寄贈した翌日から、それまで在住期間中には一度でも見なかった珍虫や光景に、いくつも遭遇した。故郷に錦を飾ったのを、裏山の森を司る女神が喜んでくだすった証だ。

なお、このすぐ近くでクマがこちらを見ていることに関しては、特に驚嘆も感慨もない。ここは元々そういう場所だから。

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