1141.jpgキンパラナガハシカTripteroides bambusa。ママコノシリヌグイの花に、無数に飛来していた。

1142.jpg吸血する種だが、オスは吸血しない。メスも未交尾個体は吸血しないし、交尾後も自身の餌として吸蜜する。蚊は、本来蝶やミツバチ同様、花の蜜を吸って生きているだけの「ただの虫」だった。でも、体内の卵を発育させるために必要なタンパク質を得るには、動物の血が必要だ。だから交尾後のメスの蚊は、吸血する。

吸血完了した蚊を見ていると、どの種のどの個体も素早く口吻を引き抜いてあわてて逃げていく。昔は吸血後も供血動物の体表上でくつろいでいた個体もいたのだろうが、そんな適応的でない個体は残らず殺されて、すぐ逃げる個体だけが選別された結果が今なのだろう。人間はみな蚊が嫌いだが、蚊のほうも本当は人間を心から嫌っているに違いないと思っている。

1140.jpg
1143.jpg福岡にて。

トラックバック

http://sangetuki.blog.fc2.com/tb.php/1306-7b32b5ac

「金腹長嘴蚊」まるで中華采館のメニューの様~
然しながら、カタカナ表示の謎?がとけました、
綺麗なコバルトのターバンは特徴的ではないのですか?
ママコノシリヌグイの米粒様の小さな花の美しいこと!
よく似たミゾソバの花にも来たら見てみたいものです。
瓜豆|2014.10.09/15:57
野外調査中の厄介者ですが、日本の数ある蚊のなかでも指折りの美麗種でもあります。ママコノシリヌグイは花は綺麗で可愛いですが、油断禁物ですね。
-|2014.10.09/23:42

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する