エクシード黒ギルス

1181.jpgヤクシマクロギリスPaterdecolyus genetrix

黒塗りで重厚な、キリギリスとカマドウマの中間みたいな風貌の虫。実態はそのいずれでもない、クロギリス科という分類群の一員。日本には3種いて、それぞれが南西諸島の別々の島に住み分ける。昼間は樹洞などに隠れていて、夜に出歩く。秋に成虫になるらしい。

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脅かすと、連続ジャンプしてたちまち茂みの中へ消えてしまう。

1179.jpg日本でクロギリスが最初に見つかったのは1980年代、沖縄本島の北部だった。ちょっと夜の森をうろつけばすぐ見つかる、しかもそこそこの大きさの虫が、20世紀末まで発見されていなかったというのも妙な話だと思う。存在だけは昔から知られていて、だれも学術的に調べていなかっただけかもしれないが。
その後八重山、屋久島で発見されるに至ったクロギリスの仲間だが、なぜか間の奄美・徳之島で見つかっておらず、分布が中ぬけになっている。理由は謎。

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