琴里「この大ミイデラゴミムシ!」
2015/02/01|Category:海外・東南アジア

南方系で、日本では南西諸島で見られる。日本本土のミイデラゴミムシよりも大柄で、全体的に黒っぽい。夜間活発に歩き回り、タンパク質を求める。当然ながら、強烈なガス銃を隠し持っている。
歩行は素早く、しかも一度歩き出すと止まってくれない。止まる際にはたいてい草陰に体のどこかしらを隠すため、全身をきちんと撮影するのが難しい。
芝生で走り回るゴミムシを後ろからずっと追いかけていたとき、たまたまゴミムシが地に伏せるヌマガエルの正面を通り過ぎようとし、カエルがガバッとゴミムシに飛びかかった。しかし、舌先がゴミムシに触れた瞬間、口を開けて舌を突き出したまま苦しそうに後ずさりした。これでもう、こいつは黄色と黒の甲虫を二度と食わないだろう。カエルのIQが上昇する瞬間を見た。