1312.jpgトゲオオハリアリDiacamma sp.。沖縄にて。

大型で、強力な毒針を持つ。市街地でも生息するが、なぜか生息域は非常に限られている。吸虫管で吸うと、獣臭さを感じる。アリは種により、吸ったときの匂いと味が違う。トビイロケアリが一番甘酸っぱくて美味なのを知る者は少ない。
巣内は比較的広く、居候の住み着く余地があるため、暴けば高率でアリヅカコオロギを採らせてくれる優等生。ただし、これ特有に寄生する好蟻性生物は明らかに存在しない。トビムシ、ワラジムシ等どんな種のアリにも寄生できるジェネラリストの「駆け込み寺」でしかない。

1322.jpgトゲオオハリアリの脚にしがみつくアリノストビムシ一種 Cyphoderus sp.。この仲間は、しばしばアリの体表に乗って移動する。移動性の強い熱帯のアリで顕著に見られるが、日本本土でも気をつけていれば年に1回くらいは見られる。
アリノストビムシ類は何種がいるが、1種の分布域がしばしばかなりの広域に及ぶ。アリにくっついて容易に移動分散できることが、彼らの異常な広域分布の様を説明するかも知れない。

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