1327.jpgミサゴPandion haliaetus。海にダイブして魚を狩る恐竜。福岡にて。

1326.jpg西日本ほどミサゴは普通にいると話には聞いていたが、ここまでアホみたいに多いとは思ってもいなかった。近所の海岸に出れば、視界のどこかしらにミサゴを入れないのが不可能なくらいいる。数こそトンビほど多くはないが、トンビ程度には普通に見る。住宅街でもしばしば頭上をよぎるのを見るほど。

1325.jpg同業者にメンチを切る。幼少期、これがコンドルと同じくらい巨大な怪鳥だと思っていたため、実際にはトンビサイズであることを知ったときには大層がっかりした。
顔つきとカギ爪がほとんど怪獣並にヤバいくせに、声はまるで生まれたてのヒヨコのように柔らかく愛くるしいのが謎。

「みさご鮨」という名前の鮨屋が、日本各地にある。言い伝えによれば、海際に好んで営巣するミサゴは、波しぶきのかかる岸壁に捕った魚を蓄える習性があり、それが海水を被り続けるうちに天然の塩漬けになったまま発酵する。それをたまたま人が拾って食ったら美味かったというので、それをヒントに鮨(いわゆるナレ鮨)という料理が誕生したらしい。そうした伝承から、ミサゴと鮨はやたら結びつけられることが多い。
実際にはミサゴに貯食の習性がないことから、この伝承は表向き否定されている。しかし、俺はあながち嘘八百でもないように思う。猛禽は捕ってきた獲物を巣へ搬入する際、まちがって獲物を下に落とすことがある。そして、落とした獲物はしばしばそのまま見捨てられる。ミサゴの場合、たまたま海の断崖にかけた巣に魚を搬入しようとして落とし、それが波のかかる岩陰に引っかかって放置された場合、意図せず結果としてそれが伝承の「みさご鮨」らしきものになる可能性だってあるはずだ。


今日から、ひさびさの海外遠征。とりあえず死なないで帰るのが目標。

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拝読ブログ:「うつくし教」を流布したい 拝読ブログ:その辺の生物の写真をただ晒すだけの場所
2015.03.10/22:32

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