2015/06/11|Category:海外・東南アジア



熱帯にはトンボがたくさんいるが、実際に見つけても撮影までしないことが多い。チョウもだが、熱帯のトンボはきわめて警戒心が強く、容易に近づけない。気温が高いぶん、日本のものよりも機敏に反応して動けるのだろうか。
熱帯の強烈な日差しの中、この警戒心の塊のような生物との駆け引きをするのは体力と精神力とカメラのバッテリーを著しく消費する。海外のトンボやチョウの写真など、多くの人間達が方々で既にさんざん撮っているであろうものを、自分がそこまでして苦労をかけて撮影する必要があるのかという思いが強まり、結局いつも撮影せずに終わる。