レッサーデーモン

1744.jpgヌカカ。カメルーンにて。

今回、もっとも我々を苦しめた魔族。ものすごく小さくて、1mmあるかないかくらいのサイズ。容易に服の隙間や頭髪の中に入り込み、容赦なく刺してくる。正確には蚊のように刺すのではなく、皮膚を噛み切って出血させ、それを舐めるようである。この際に注入される血液凝固を防ぐ成分が、アレルギー反応の原因となる。患部はやがて猛烈な痒みを伴い、水脹れになる。
極小サイズのくせに、やられた瞬間チクッと鋭い痛みを感じる。人がこれを感じた時点では、まだヌカカは吸血を開始していない。しかし、毒成分を入れられているため。水脹れコースは堅い。

虫除けはちゃんとやっていたのに、なぜか滞在中俺だけが徹底的に集中狙いされ、発狂寸前になった。顔も手もボコボコにやられ、これが夜になると熱を持って激烈に痒くなり、眠れない。夜中突然起き上がり、何か訳の分からぬことを叫びつつ下へ飛び降り、闇の中へ駆け出して二度と戻らないレベルの痒さ。
俺はヌカカにアレルギーを持っているため、刺されすぎると患部のいくつかがかぶれ、水脹れが患部周囲に飛び火して広がり、なおさら激烈に痒くなる。そこへ強力な虫除け薬を毎日ベタベタ重ね塗りするわけだから、治るはずがない。しかし、虫除けを塗らずにジャングルへ行くわけにも行かない。八方塞。

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とても小さな蚊なんですね!
そんなご苦労のおかげですばらしい写真を見せていただけるのですね。暗闇に消えて行ってしまわずに帰ってきてくれて、ほんと良かったです。
けそみん|2015.11.08/16:41
ありがとうございます。戦ってきた労が報われる思いです。
richoo|2015.11.10/20:50

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