1524.jpgケズネアカヤマアリFormica truncorum。北海道にて。

枯れ草を集めて大きなアリ塚を作る、北方系の赤いヤマアリ。同じく北海道に住み、見た目も習性も生き写しのエゾアカヤマアリF. yessensisとは、体表面に細かい産毛が密に生えていることで区別できる。特に脚は、毛脛の名の通り微毛がよく目立つ。
北海道においてケズネは、原則としてエゾアカとは住み分けており、道東へ行かないと見られない。また、エゾアカが本州まで分布するのに対して、ケズネは北海道にしかいない。

1525.jpg道東のある場所に宿泊した際、宿のまん前にこれの巣があった。初めて見る種だったし、今後そうそう巡り合う機会もないので、狂ったように撮影しまくった。
性格はとても攻撃的で、巣に少しでもちょっかいを出せば怒り狂ったアリどもがドバドバ出てきて襲いかかる。噛み付くだけでなく、水鉄砲のように蟻酸を飛ばしてくる。目を直撃すると危うい。

1544.jpg巣。本来なら大きな小山の塚になるのだが、こういう塚の体を成してない巣ばかり目立つ。日本の赤いヤマアリ類は、どの種もどこにおいても劣勢になりつつある。

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