1929.jpgヤマカメレオンChamaeleo montium。カメルーンにて。

生まれて初めて見た野生のカメレオン。近所のジャリンコがその辺の草むらで捕ってきた。その辺の草むらにカメレオンがいるというのがすごい。カメレオンはアフリカや中東にしかいないため、東南アジアばかり行っていた俺には長らく縁のなかった生き物。
少しやせ気味で元気がなさげの個体。顔からは2本のツノが突き出していて、カッコイイ。しかし、ジャクソンカメレオンはもっとカッコイイ。

カメレオンは、幼い頃家で育ててみたい生き物の一つだった。しかし、カメレオンは当時飼育法がほとんど確立されておらず、ペット屋で安易に買っても1年も生きないようなものと言われていた。水を飲ませるのが困難、同じ餌ばかりやると食わなくなる、ケージに閉じ込められるストレスに弱いなど、普通のトカゲのように飼いやすい点が何一つない。
くわえて、昔は人工繁殖もほぼされておらず、野生のものを乱獲して売っている状態だった。現在カメレオンはどの種も個体数を減じているが、その理由の最たるもののひとつがペット用の乱獲だという。だから、カメレオンをペットとして飼うのは国際的なカメレオンの絶滅に加担する行為だと思い、決して飼うまいと幼心に誓ったものだった。

ごく最近になって、いくつかの種ではブリーディング可能になってきたし、飼育法も確立されて長期飼育できるようにはなった。しかし、それでもいまだにカメレオンを個人の趣味で飼育するという行為に対して、拒否感が拭い去れない。

なお、当然だがこんなものを日本に連れて帰ってはいない。現在カメレオンの仲間は、ほぼ全種がワシントン条約の規制にかかっており、個人で勝手に他所の国から日本に連れて帰ると捕まる。カメレオンを家に連れて帰ってはならない。

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