1671.jpgクサアリモドキLasius spathepusの新女王。福岡にて。

結婚飛行後、翅を落としてトビイロケアリL. japonicusの行列を探し、そこにしれっと紛れる。そのまま行列を辿って巣内に侵入し、そこの女王を亡き者にしてコロニーごと乗っ取るのが最終目的。
詳細は不明ながら、ケアリ系の社会寄生種の新女王は、自らが宿主女王と一騎打ちして倒すのではなく、そこの巣のワーカーを懐柔した末に自分の生みの親を殺すよう仕向けるらしい。自分は手を汚さない卑怯者。

1672.jpgクサアリモドキの新女王は、トビイロケアリの行列に踏み込むと当然ながら攻撃を受ける。しかし、決して反撃しない。
特有の幅広く強靭な脚は、宿主ワーカーに噛まれても容易に食いちぎられない。また、体表はスベスベで噛みつき攻撃を無効化する鉄壁の鎧。うまいこと門番どもの攻撃を受け流しつつ、新女王は敵地への侵入を果たす。

しかし、その後首尾よくコロニー乗っ取りに成功する確率は、恐ろしく低い。

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