1666.jpgササコナフキツノアブラムシCeratovacuna japonica。葉裏にびっしりとたかる。九州にて。

1665.jpgササにつくアブラムシ。「兵隊」という、外敵との戦闘に特化したカーストを持つことで知られる。長野ではよく見たが、九州では初めて見た。

1667.jpg案の定、ゴイシシジミTaraka hamadaの幼虫がいた。ゴイシシジミは、兵隊を持つアブラムシに高度に依存した蝶。小さいながら幼虫期は生きたアブラムシしか食べない、獰猛な奴だ。日本産蝶類中、幼虫期の全てを生肉のみで過ごす種は、少なくとも在来種ではこれだけ。
兵隊持ちアブラムシは日本に何種かいるが、どれも年により発生消長が激しい。ある年ある場所にいきなり出現し、翌年は絶えるということがしょっちゅうある。だから、それに伴いゴイシシジミも突然現れたり消滅したりする。ゴイシシジミは、兵隊持ちアブラムシの追っかけを永遠に続けていく。

九州にはササではなく竹につくタケツノアブラムシというのがいて、一度でいいから見てみたい。ものすごく巨大かつ兵隊がカッコいいのである。
しかも、竹の葉じゃなくて幹にびっしりたかるらしい。あんなに硬い竹の幹から、よく汁が吸えるものだ。

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あー懐かしい。
笹見るとつい裏返しながらH氏を思い出しますw
トガイソーjr.|2015.07.25/12:21
せっかく見つけたので、土産にと思っていたら、つい採りそびれてしまった…
-|2015.07.25/21:02
なんか死んだみたいになってるけど、生きてるから!頑張ってるから! >トガイソーjr.

昆虫学会の後にタケツノアブラムシ採集に九州に行くのでその時にでも見せてください。
服部充|2015.07.26/14:44

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