1730.jpgゴマダラチビゲンゴロウOreodytes natrix。長野にて。

河川中流の浅い淀みにいる、3mmほどの微小種。体に白いゴミが付いてて落ちないと思っていたが、よく見たらラブルベニア。ゲンゴロウの体表にしばしばこびりついている通称「白い水カビ」は、ラブルベニアであることが多いようだ。

ゲンゴロウの成虫体表にはラブルベニアが付く。虫体にはおそらく致死的ではないが、見た目がよくないので飼育する際には塩浴で取り除かれてしまうことが多い。しかし、ラブルベニアが種特異的な寄生生物であることを考えれば、絶滅危惧種たるゲンゴロウ体表のラブルベニアを駆除するのは、寄主と同等の絶滅危惧種を殺傷しているに等しいと言える。

現在、絶滅寸前のゲンゴロウ類を系統保存のため飼育する施設が方々にある。それらでのラブルベニアの扱いは、どうなっているのだろうか。

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