2015/11/23|Category:半
今年のアルバムから。
ミヤモトマルグンバイAcalypta miyamotoi。静岡にて。
湿った森の岩肌に繁茂したコケの中でだけ見つかる珍虫。体長2mmを超えない微少種だが、まるで精巧に作られた工芸品のような美しい生物。国内には数種いるが、まだ正体の定まらない種がいくつかいるようだ。
ある山の峠付近で、同じ環境に住む某精霊をデレさせた際の副産物として見つけた。前々から「恐ろしく小さくて発見至難」という噂を聞いてたので覚悟はしていたが、少なくとも俺の目には騒ぐほど小さく見えなかった。アリの顎の内側に取り付くダニやら、アリの頭上を高速旋回するノミバエやらに比べれば、こんなのはアフリカゾウ並の超巨大生物だ。仕事柄、1-2mmというサイズがさほど微少に思えなくなってきている。

湿った森の岩肌に繁茂したコケの中でだけ見つかる珍虫。体長2mmを超えない微少種だが、まるで精巧に作られた工芸品のような美しい生物。国内には数種いるが、まだ正体の定まらない種がいくつかいるようだ。
ある山の峠付近で、同じ環境に住む某精霊をデレさせた際の副産物として見つけた。前々から「恐ろしく小さくて発見至難」という噂を聞いてたので覚悟はしていたが、少なくとも俺の目には騒ぐほど小さく見えなかった。アリの顎の内側に取り付くダニやら、アリの頭上を高速旋回するノミバエやらに比べれば、こんなのはアフリカゾウ並の超巨大生物だ。仕事柄、1-2mmというサイズがさほど微少に思えなくなってきている。