1887.jpgサスライアリのオス。カメルーンにて。

夜間灯火に飛来する。5cm弱ある大形の生物で、一見ハチか何かに見える。実際、かつてはこれがアリだと誰も思わず、こういうハチの一種と思われていた。腹部の形から、英名ソーセージ・フライと呼ぶ。
最初のうちはこれが灯りに飛んでくると、でかいし変わった形なので大騒ぎする。だが、3日目辺りから実はこれが灯りにうなるほど大量に飛来するド普通種であることに気が付き、だんだんテンションが冷めてくる。最終日くらいには、見るのもうんざりするほどになる。カメルーンの中心都市ドゥアラの国際空港施設内にさえ飛んでくる。

夜間、自分のビバークから飛び立ったオスは、付近をひとしきり飛んだ末に同種の別コロニーのビバーク周辺に落ちるらしい。そこのコロニーのワーカー共は、一斉にこの闖入者に襲いかかって取り押さえる。しかし、決して殺しはしない。翅を切り取って自分たちのビバークへと連行する。そして、そこのコロニー内で新しい女王が生まれ、交尾できる状態になるまで生かしておくのだ。
新女王と交尾を済ませた後のオスの運命は不詳。恐らく用済みとしてビバークから叩き出されるか、手のひら返しでワーカーに八つ裂かれて餌になるかのどっちか。

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