2044.jpgサスライアリの牙。大形の兵隊は体長15mm程もある。

2043.jpg手を出せば人間も容赦なく咬まれる。南米のグンタイアリの兵隊はマンモスのような牙を持つが、あれはほぼ見かけ倒しで咬む力などない。人間に噛みつくのはあくまで敵として撃退するためである。
しかし、サスライアリは強靱な牙で一度人間に噛みつくと、まるでスルメでも噛むようにどんどん深く噛みしめる。撃退ではなく、食う目的で噛んでいるのだ。適当なところで外さないと、冗談抜きで肉をこそげ取られる。しかし外すにしても、牙の内側にカエシが付いているため簡単に取れない。そのまま放っておいても、無理に外しても大量出血は免れない。

この恐るべき人食いアリだが、その巣内にはこれと密接に関わるおびただしい種数・個体数の好蟻性生物達がひしめいていることは殆ど世に知られていない。今回の旅で、それらのうちの一部とはいえ、数々の居候達の生きた姿を写真に納めることが出来た。その成果は近未来に、「アリの巣の生き物図鑑・世界編」にて明らかとなる模様である。
その前に、来年度のケニア遠征を無事遂行する必要があるが・・・果たして生き延びることができるだろうか。

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