ナヘマー

2102.jpgキタガミトビケラの住む渓流。水量が多く、水温が低い上に流れが非常に急で、真夏ですら長時間入ってられない。

ここへはキタガミトビケラが見たくて来たわけではなく、別の目的があったのだった。この渓流には、どうしても仲間にしないといけない暴虐の精霊が住んでいる。それを目当てに行き、探す過程でたまたまキタガミを発見した。本命のほうは、まったく発見できなかった。

暴虐の精霊は、成体なら夜間渓流沿いで灯火をたけば、いくらでも呼び寄せることができるという。しかし、幼体の姿を拝むのは究極に至難を極める。何せ、立っているのも難しいほどの激流や滝つぼ直下の川底に住んでいる上、全身全霊をかけねば持ち上がらないような巨岩の真下にしかいないという。
水生生物に詳しい大学OB曰く、これを捕まえるには登山用のザイルで体を固定せねばあっという間に溺れて流されるような、すさまじい激流中に長時間浸からねばならないそうだ。

とある情報筋から、そこまで命を賭けずとも見つかる可能性のあるここを見出し、探したのだが・・また来る必要がありそうだ。暴虐の精霊はとにかく巨大で、全身がおびただしい剛毛で覆われた肉食獣である。

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