2016/02/15|Category:甲
去年のアルバムから。
シナコガシラミズムシPeltodytes sinensis。沖縄にて。
南西諸島の池にいる。同所的に酷似した種がいるが、顔に麻呂眉みたいな黒点がある方が本種。だったはず。ゲンゴロウの親戚筋にあたるコガシラミズムシ科は、少なくとも日本産種はみな米粒サイズのちっこい虫。ゲンゴロウに比べれば遥かにマイナーだがとびきり美しい水生昆虫。模様と彫刻が神がかっている。
しかし、日本産の名前が付いているコガシラミズムシ約10種のうち、既に半分近くが環境省の絶滅危惧種入りしている。彼らの生活に必須たる、水深が浅くて水草の多い池や湿地が日本中から急速になくなっているからだ。道路拡張工事やら水田の畑作転換やら、流行のメガソーラー建設やらのせいだ。

南西諸島の池にいる。同所的に酷似した種がいるが、顔に麻呂眉みたいな黒点がある方が本種。だったはず。ゲンゴロウの親戚筋にあたるコガシラミズムシ科は、少なくとも日本産種はみな米粒サイズのちっこい虫。ゲンゴロウに比べれば遥かにマイナーだがとびきり美しい水生昆虫。模様と彫刻が神がかっている。
しかし、日本産の名前が付いているコガシラミズムシ約10種のうち、既に半分近くが環境省の絶滅危惧種入りしている。彼らの生活に必須たる、水深が浅くて水草の多い池や湿地が日本中から急速になくなっているからだ。道路拡張工事やら水田の畑作転換やら、流行のメガソーラー建設やらのせいだ。