去年のアルバムから。
2193.jpgシナコガシラミズムシPeltodytes sinensis。沖縄にて。

南西諸島の池にいる。同所的に酷似した種がいるが、顔に麻呂眉みたいな黒点がある方が本種。だったはず。ゲンゴロウの親戚筋にあたるコガシラミズムシ科は、少なくとも日本産種はみな米粒サイズのちっこい虫。ゲンゴロウに比べれば遥かにマイナーだがとびきり美しい水生昆虫。模様と彫刻が神がかっている。

しかし、日本産の名前が付いているコガシラミズムシ約10種のうち、既に半分近くが環境省の絶滅危惧種入りしている。彼らの生活に必須たる、水深が浅くて水草の多い池や湿地が日本中から急速になくなっているからだ。道路拡張工事やら水田の畑作転換やら、流行のメガソーラー建設やらのせいだ。

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小さい虫をよお~く見たらとても面白くてきれいな姿だった時ってすごい宝を発見したような気になりますね。
こういう仲間の昆虫がいたなんて知りませんでした。半数が絶滅危惧種ということは残りの半数にも出会うのはむずかしいのでしょうか。今まで湿地は避けていたのですがこれからは長靴常備で見てみたいなと思います。
虫を見ていると環境の変化に気づくようになりました。例のハチの痕跡を観察した場所も数ヶ月の間に2箇所もなくなりました。そのうちの1箇所は河原の環境整備なので数年で植生は戻りそうですが、そのときハチは果たして戻ってくるのか。そういえば3年前に居た小さな赤いガも、ここ2年間探しても見つかりませんでした。食草はあるし見た目も変わった様子はないけれど、ガにとっては何かが変わっているのかも知れません。
けそみん|2016.02.16/16:28
実はこの仲間、そちらでも最低2種見られます。例のあのザトウムシやキベリがいるあの場所です。夜、水草の多い緩流を覗けば見られるでしょう。
あのハチのいる場所も少しずつなくなっているようで、心配ですね。あれは「遊んでいる土地」にしかいないもの故、先行きが気になります。
-|2016.02.17/16:38
彼処にいるのですか。でもやはり夜なんですね---
けそみん|2016.02.17/20:02

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