朝霧の/神無月の

2371.jpgミコバチ(チョウセンホソミコバチ)Sapyga coma

ミコバチ科Sapygidaeは、もともと科レベルで日本に存在しなかった分類群。数年前、突然関西のある地域で見つかり、国内での定着が判明した。竹筒に営巣する外来ハナバチの巣に寄生することから、寄主と一緒に大陸の方から物資に紛れて侵入したものらしい。

ミコバチのミコが何をさすのかは謎。どんな文献で調べても分からず、周囲の人間に聞いても誰一人知らない。「昆虫分類学」(川嶋書店)によれば、科名Sapygidaeの由来も分からない。和洋ともに何が何だか意味不明な名の生物。
人間がつけたはずなのに、由来が分からない生物の名というのは、まっこと多い。

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-|2016.04.29/13:36
確かにw
richoo|2016.04.30/06:50
巫女蜂科
Sapyga Latereille,1796 は、下記文献(225p.)によればSa-pyga(healthy-rump)「健康的な?尻」ということのようです。フランス革命当時の貴族階級のスカートは膨らむ一方だったようですが、庶民階級の神父さんが言う「いいケツ」とはどんな形をさすものか、わかりません。* Jaeger,E.C.(1966) A source book of biological names and terms. 323pp.(3rd ed.) 古本でよければ、Abe-booksで送料込み500-1000円で入手できます。
ミコ・バチは「巫女・蜂」ですね。Sugihara & Kim(1936), Insecta Matsumurana 10(3):123-126.の和文要約に「巫女蜂科、新称」と(杉原勇三さんが)記しています。金さんが採集したPolochrum属のメス1頭が、神社の境内でそれらしき振る舞い?をしていたのかもしれません。採集地の「endoji,安岳郡」には大きな神社はなかったようですが。


ezo-aphid|2017.02.03/21:19
ありがとうございます。そのような由来がちゃんとあったのですね。ミコバチの和名が、まさか本当に巫女からきていたと言うのは驚きです。
-|2017.02.05/08:30

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